2017年03月25日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第二十七話」予告編

FGO。やはり4月1日に何かありそうですね(´・ω・`)<ドキドキ>挨拶









***



 省みれば敵と戦う際は常にどうやって斬ればいいかばかり考えて、何の為に斬るのか思いを馳せなかった。理由はごく単純だ、悩んでいる暇もないほど敵が強かったからだ。迷えば、簡単に殺される。
ならば戦った後で考えればいいのだが、戦いが終われば常に疲労困憊で倒れていた。起きれば、次の戦いが待っている。理由を置き去りにして、目的に邁進して戦い続けてきた。
剣の意欲が失われたのは、他人の命の安全が脅かされ続けた事が原因だとフィリスが診断した。単純な危機ではなく、命そのものが脅かされる危険。仲間や家族の全てが失われる、そんな危機に直面して剣を振るった。

他人の命の安全が脅かされた時間の長さは、俺の剣の価値や意味を変えてしまったのだろう。


「自分一人で、考え込むな」
「……何だよ、今更母親面で説教でもするのか」
「私は一貫してお前の母だ、説教くらいするとも。どうせお前は馬鹿なのだから、一人で考えたところで答えなど出ない」
「今まで真剣に考えてこなかったからこそ、今の精神状態となったんじゃないか」

「言っただろう、考えても答えは出ない。何故なら、お前は今まで自分のやってきた事に後悔していない。お前なりに最善を尽くした、違うのか?」
「それは……まあ、そうだけど」

「異国の地でテロリスト達を相手に戦ってドイツ国民を救い、マフィア相手に立ち回って各国の要人達を救出した。胸を張れる結果を出しているのに、何を考え込む必要がある」
「だからその結果、こうして俺がカウセリングを受ける羽目になったんだぞ!」

「身体に傷を負えば、手当をしなければならない。心に傷を負えば、カウセリングが必要だ。戦いによる傷は、剣士にとって誉れであり、悩む類ではない筈だ」
「……」


***





「傷の手当は先生がしてくれる、母もこうして付き添ってやる。辛気臭く悩まず、怪我人に出来る仕事は休む事だ」







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2017年03月18日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第二十六話」予告編

沖田さん欲しいけど、魔人セイバーも後で来そうだから判断に悩む。ぐぬぬ( ;´Д`)>挨拶









***

 
 護衛体制が急遽、変更になった。妹さんが変更になったのではなく、今日一日は妹さん一人が付きっきりで俺の護衛。セッテ率いる騎士団と、聖騎士が主力に加わった忍者サポートチームは町の警備に回る。
俺の周辺が狙われているとの事で、俺の頼もしき子供達が身内の警護に移った。肝心のシュテル達も狙われる対象なのだが、プロの傭兵達でも手も足も出ない無敵の子供達だ。狙って返り討ちにあえば、手間が省ける。
俺としては肝心の主犯を是非とも教えて貰いたかったのに、病院ヘ行けの一言で追い払われた。揃いも揃って、明らかに俺を戦いから遠ざけようとしている。カウセリング中なので、当たり前だけど。


――カウセリング中……?


「もしかして真っ先に俺を直接狙わないのは、俺の状態まで把握している為か」


 フィリスは絶対に、患者の診断内容を他人に漏らさない。その点は信頼しているが、病院へ通っている事自体は俺の身辺を探ればすぐに分かる。考えてみれば昨日の午後、病院に妹さんは連れて行かなかった。
アナスタシヤは聖王教会が誇る聖騎士なのだが、流石に病院全域の気配までは読み取れない。加えて俺は剣道着を着ているのだ、身なりだけで聞き取り調査が行える。恐らく、余裕でバレているだろう。
俺は基本的に他人の都合なんぞ考えないが、どれほどの強者であろうと怪我人や病人まで狙わない。道場破りをしていた昔の俺でも、師範が怪我でもしていれば戦わなかった。勝ったとは言えないからだ。




***




であれば、どうするか――間接的な勝利を狙う。俺を敗北させた人間に勝てば、俺に勝ったと言えなくもない。それが昔の俺であろうと。





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2017年03月16日

「Eternal Advance Chapter 21 "I hope your day is special" LastAction 祝福」予告編

沖田さん欲しいけど、魔人セイバーも後で来そうだから判断に悩む。ぐぬぬ( ;´Д`)>挨拶









***



 ――そして、その日が訪れた。


「おはよう、青髪。朝飯、食いに行こうぜ」
「ああ、付き合おう」


 本当に偶然なのだが、結果としてこの日の布石となった。廃棄ポット事件の前後から何かと行動を共にするようになった二人、カイがメイアを朝食に誘っても疑われない。
元々本人の動向を見張るのが目的だったのだが、今では自然と一緒に行動している。元々同じパイロットなのだ、職場も同じであれば付き合うのは不自然ではない。
今まで問題だったのは両者の関係であり、メイア本人の性格ゆえだった。孤高である彼女は普段、誰かと行動を共にする事は決してない。

心境の変化があったのは、誰の目から見ても廃棄ポット事件以後である。

「ようやく艦内の改装や正装が終わったようだな」
「これもまた男女共同作業となってしまったな。私とお前は結局、入院させられていたが」

 これもまた、偶然の産物。記念すべき日が静かであっても、メイアは疑わない。艦内一斉清掃と称した準備で騒がしかっただけに、急に静かになっても理由付けが出来る。
通路を歩いていても誰にも会わなくても、昼夜問わず行われた正装が終わったのだとしか思えない。皆が休んでいるのだと、メイアが勝手に思い込んでくれる。
実際のところ皆ヘトヘトだったのだが、今日という日が訪れてテンションが上っている。興奮が、疲れを吹き飛ばしてくれる。


そうした熱気が上手く隠れているのは、見事といえる。


「カルーアが問題なく退院できただけでも僥倖だろう」
「うむ、あの子に悪影響がなくてよかった」


 そもそもメイアとカイは廃棄ポット事件による酸欠症状で、検査入院させられていた。窒息死寸前で救助されたのだ、医務室で寝かされても不自然ではない。
仕事の鬼であるメイアも、同僚のカイやカルーアまで一緒に入院していては強弁が出来ない。本人も思うところがあったのか、大人しく入院していた。
周囲が騒がしくても館内清掃の名分と、本人が入院中という環境が全てを覆い隠してくれる。後は彼女が少しでも不審に思わないように、同じく入院していたカイが励むだけだ。


***





そして励んでしまったせいか、メイアとご飯を誘い合うほど親密になってしまったのである。







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posted by リョウ at 22:41| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月12日

今後の小説について

貴重なご意見、ありがとうございました>挨拶



日曜日の朝から頭に血が上ってしまったので、少し出掛けて気を落ち着かせてきました。
パソコンから離れて帰って来て見ると、拍手に意見やご指摘などが怒涛のように送られてきていて驚愕。
まさか貴重な休日にこれほど沢山の方に小説を読んで頂けているとは夢にも思わず、
正直そちらの意外性で思わず感激させられてしまいました。
特に初めましての人も意見や感想を頂けて、単純ではありますが物凄く意欲が高まりました。嬉しかったです


皆さんの貴重な意見をお伝えしたいのですが――



※(貴重な意見)――と思います。
あと以前カリーナの時に皆さんの意見を乗せて日記の雰囲気が悪くなったんで、
今回の意見たちは載せずリョウさんの胸のうちにしまっおいたほうがいいかも。



上記頂いたアドバイスはごもっともなので、皆さんの貴重なご意見は私の胸の内に収めておきますね。
総括すると私なりのキャラで描くのが一番だという事なので、イメージに左右されず書かせて貰います。
今朝方もお伝えしましたが、川神舞のイメージは一旦白紙にいたしますね。

朝に紹介した拍手の指摘については、その後同方と思われる方々より謝罪を頂きました。
気持ちも収まりましたので、その意味も込めて小説を再展示致します
改めて展示いたしますので、是非お読みいただければと思いますφ(..)

私はもう気にしていませんので、今後もぜひ拍手や指摘を送って下さい。
私も忘れることや間違えることはありますのでm(_ _)m


例を挙げると――



※リョウさんこんな時に申し訳ないんだけど、
2回目の夜の一族の姫君たちとの会議で妖怪との戦争に触れるって言ってたけどスルーされてる?



うわあああ、忘れてたああああああああああああああああΣ( ̄ロ ̄lll)
posted by リョウ at 19:20| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最新話について

不愉快になるかもしれませんが、皆さんの意見を聞かせてください>挨拶





※リョウさん、デブのイメージは川神舞だったので、じゃなく髪の色は銀じゃなくて金に近い橙色になるかと。

※リョウさん、デブのイメージは川神舞だったんで、
銀に近い白じゃなくて金に近いオレンジの髪だと思います!!

※リョウさん最近というか仕事のスケジュール的に見ヤバイとのことなんで疲れて忘れてるのかな?
デブの髪色はイメージキャラからして金、オレンジ、茶あたりかと。
いくら何でも銀、白は離れすぎですねw



……ちょっと待ってください。


@犯人がデブかどうかはまだ不明
(ここで決めると、完全にデブになる)

A推薦して頂いたイメージであって、決定じゃない
(ガリの場合も実際登場してからガリの雰囲気などを読んで頂いて、
剣式など皆さんから他の推薦を受けて話し合って確定)

B外見「イメージ」なのに小説の設定まで合わせるのは問題だと、以前話し合って決めた筈
(以前、読者の方からクレームまで来た)


申し訳ないですが、言わせて下さい。川神舞のイメージの件は一旦白紙でお願いします。
推薦して頂いたのは本当にありがたいのですが、流れが逆になっていると思います。
変だと思いませんか? 外見「イメージ」なのに話までそれに全部合わせるのって。

彼女が今、白髪なのには意味があったのですが……執筆意欲が無くなってきました。
posted by リョウ at 10:23| 大阪 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月11日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第二十五話」予告編

FGO。新宿幻霊事件、完全攻略。きのこ先生じゃないのでしょうけど、今回のシナリオはよく出来ていて非常に面白かったです(´・ω・`)b>挨拶









***

 間がいいのか悪いのか、午前中は特に用事はないので道場へ様子を見に行く時間くらいはある。他人事で済ませられるかどうか自信がないので、渋々ガリに連絡を取って呼び出す。まさか、とは思うのだが。
過去に道場破りをして敗北した所へ騎士団を連れて行くのは嫌だったので、道中の護衛には妹さんを抜擢。同じく父に憧れを持つユーリ達を連れて行くのは抵抗があるので、俺の事を知るシュテルを選んだ。
まさか自分の過去を追う日が来るなんて、夢にも思わなかった。妹さんやシュテルであれば、俺がどんなに惨めな敗北をした事を知っても顔色一つ変えないだろう。若気の至りは、身内でも見せられない。

留守や仕事を少し期待したのだが、ガリは今日も呼び出しに応じた。純和風美人のこいつの器量であれば、道場の師範をとっ捕まえた男が乗り込んでも仲介してくれる。


「道場破りなんて前時代的な真似をして、よく問題にならなかったわね」
「恥ずかしながら、乗り込んでいきなり返り討ちにあった」
「仮に勝って看板を取っても、暴行と窃盗のセットで逮捕されていた可能性があったわよ」
「負けて警察を呼ぶなんて、恥の上塗りだろう」

「道場破りなんて前時代的な真似をわざわざして、返り討ちに遭う方が恥の上塗りだと思うわ」
「見事な指摘、流石は父上の幼馴染ですね」



***




「うるせえ、何事にも勝つ気で挑むことが大切なんだよ」
「ご立派です、剣士さん」






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posted by リョウ at 10:04| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月04日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第二十四話」予告編

FGO。新宿編、嫁のジャンヌオルタちゃんが死ぬほど可愛くて困る(´・ω・`)b>挨拶









***



 剣には近代スポーツ等によくある体重別という概念そのものがない。柔よく剛を制すという言葉は柔道だけではなく、剣術や剣道に共通して言える事でもある。
敵の体格が自分より上であっても、剣士であれば劣等感を覚える事はない。剣士は敵さえ斬れば勝利、斬るべき場所に拘りは一切ない。一刀両断は行えなくても、容赦なくぶった斬れる。
刃とは、それほど恐ろしい。仮に子供のチャンバラであっても、武器があれば戦える。圧倒的体格の敵であろうと、刃を持っていればあらゆる場所が急所になり得る。

この教訓を俺は師匠の知識よりも、幼少期の実体験で学んだ。


「まちなさい!」

 ――孤児院時代、俺は体格には恵まれていなかった。俺は顔つきの悪さで怖れられ、アイツは体格の良さで"恐れられていた"。あらゆる子供達が踏み潰され、蹴散らされ、黙らされていた。
ガリとは違って、アイツは多くの異名を持っていた。トラックだと叫ぶ奴もいたし、大牛だと吠える人間もいたし、戦車だというガキまで居た。アイツはそれほどまでに大きな、"女"であった。
子供の肥満自体は、別に珍しい事ではない。生活が豊かな時代になって、子供の肥満は激増していると聞く。アイツが怖れられていたのは、孤児院という極貧な環境で育った怪物だったからだ。

精神面のストレスから過食になるケースも多い。アイツの場合、少なくともガキの頃は常に怒りを撒き散らしていた――貧しい孤児である自分の理不尽を、呪って。


アイツは、飢えていた。あらゆるものに、飢えていた。親がない、家族がない、金が無い、物が無い、服がない、家がない、何もない。だからアイツは、自分以外のあらゆる他人から奪い続けた。
欲しい物は何でも奪い、何でも手に入れる。喰らい尽くして力を手に入れて、また奪う。孤児院の先生達や保母連中も何度も叱責や注意をしたが、奴は決して止めなかった。他人は敵であり、噛み付いた。
持て余した大人達が押し付けたのが、俺の母を名乗る陽巫女。子供の教育にはとことん厳しい女だが、陽巫女は過度なテコ入れは行わなかった。別に、放任主義を気取っていたのではない。


群れを統括するボスにとって、子狼同士の喧嘩に加担はしない。


「はい、まったぞ」
「くっ――いたい!?」
  

 孤児院の硬い床を踏み抜く勢いで追いかけて来た女――俺が"デブ"と呼んでいた敵に一度背を向け、そして振り返りざまにプラスチック製の剣を振るう。巨漢なデブの顔に、痛みの皺が刻まれる。
怯んだ隙を狙って、タックル。ただでさえたたらを踏んでいたデブは、真正面からタックルを食らって背中から倒れる。自分の体重による衝撃で、デブは口から泡を吐いた。
そのまま上に飛び乗って、すかさずビンタ。喧嘩に、男も女もない。その証拠に真下から俺を見上げるデブの顔は、怒りに燃えている。戦意喪失はおろか、戦意を燃え上がらせていた。


強引に大暴れして、伸し掛かっていた俺を振りほどく。流石にこの条件では、体格の差が物を言う。俺を振りほどいたデブは、勢い任せに巨体を持ち上げて立った。



***





「きょうこそ、あんたをころしてやる!!」
「ききあきた」







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2017年02月25日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第二十三話」予告編

FGO。いよいよ1.5部が開幕しましたね(´・ω・`)b>挨拶









***


 ――心当たりはあったし、身に覚えも十分すぎるほどあった。魔龍の姫プレセア・レヴェントンと、異教の神ガルダ。奴らとの戦いはチャンバラごっこではなく、殺し合いにまで発展していた。
相手は俺を明確に殺すつもりだったし、俺も相手を斬るつもりで戦っていた。敗北した両者が今も生きているのはあくまで結果でしかなく、さじ加減一つ違えば死んでいただろう。
当時の心境を振り返ってみるが、敵を斬る事に対して躊躇も後悔もなかった。正当防衛がどうとかではなく、俺は明確に敵と定めて斬るつもりだった。道徳や良心なんて抜け落ちていた。

異常なのかどうかは、第三者に委ねるしかない。戦場で躊躇すれば死ぬという理屈も、状況によって幾らでも変わる。白旗の総力で挑んだあの戦は、ユーリ達が居た時点で過剰とも言えるのだから。


ただ、フィリスに指摘されてハッキリと自覚出来た――



***




楽しくは、なかった。






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2017年02月18日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第二十二話」予告編

FGO。高難易度イベント、攻略。令呪を使ってしまったのが無念でしたが、勝てましたぜ(´・ω・`)b>挨拶









***


 臨床心理学というのは、心理カウンセリングを行う上でその知識に基づく専門業務を行う分野である。精神障害や心身症に陥った人間に対し、心理的な問題や不適応行動等の援助や回復を目的とする心理学の一分野。
海鳴大学病院に所属するフィリス・矢沢はこの分野の研究を行っており、精神心理的な相談援助に務めている。医療の対象となる可能性のある患者への心理学的援助を目的とした医療だ。
ただ心理的問題や行動上の問題においては、必ずしも心理学的な援助や予防が効果をもたらす訳ではない。カウンセリングで患者が自らに向き合い、その作業を通じて新しい理解や洞察に自発的に辿り着かなければならない。

今までフィリスがしてくれたアドバイスとは違って、カウンセラーが患者である俺に対して明確な解決策を直ちに提示する事は原則的に難しいと言える。


「――つまり、剣への情熱が突如失われたという事ですね」
「身体への拒否反応や剣への拒絶反応は、一切ない。身体面及び精神面に一切不調は感じられないんだが、意欲だけは消えてしまった」

「その異世界ミッドチルダ、だっけ? 俄には信じがたいが、龍やガルダと呼ばれる化け物を倒した事への達成感じゃないのか」
「それは俺も考えたんだが――と言うかお前、割りと疑問を持たずに受け入れているな」
「魔法だの何だのは置いておくにしても、幽霊や妖怪の類は僕も知っているからな。忘れたのか、那美や久遠はうちの寮の住民だ」
「ああ、なるほどな。久遠や那美がいれば、そういう連中への理解も深まってしまうか」


 三ヶ月ぶりの再会で盛り上がる女共を軒並み蹴散らして、この場を落ち着かせるべくフィリスにカウセリングを行ってもらった。医療となれば、フィリスは心強い味方だ。厳しく全員を諌めて、診断に入った。
自分の今の精神状態を説明するには、己の過去を打ち明けるしかない。夜の一族の契約や異世界の個人的な事情、時空管理局や聖王教会に関する極秘事項を除いて、自分の戦いの全てを語った。
他の先生に話せば頭が狂ったと思われるだろうが、世界で唯一このフィリスだけは人外の事情に精通している。異世界関連についても、ジュエルシード事件でお世話になっている。今更だった。


***




ただし蚊帳の外にいたフィアッセや、俺の過去しか知らないガリからすれば、お伽噺の世界でしかない。





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2017年02月11日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第二十一話」予告編

FGO。新規サーヴァントはヒロインXオルタ、召喚に失敗(´;ω;`)ウッ…>挨拶












***

 正午は家族問題でえらく徒労させられた分、午後からの予定はテキパキといきたかった。フィアッセ・クリステラ、俺の護衛対象は公園での待ち合わせを希望したがハッキリと断らせて頂いた。
どうせロマンティックな再会と洒落込みたいのだろうが、なのはから聞いた熱狂ぶりから察するに、デート気分で延々と付き合わせるのは目に見えている。疲れた人間が行く場所は、病院しかありえない。
アリサを通じてセッティングをしてもらったので、自分の騎士を連れて病院へ一直線。病院は余計な無駄を一切省いた施設、海鳴大学病院なら健全に相談が行える。邪魔者は一切入らない。

そう予測していたのだが、俺は肝心な点を考慮していなかった――病院にはそもそも、健康かつ健全ではない人間が訪れる。

「あら、こんにちは」
「……貴様、何故此処にいる」
「ご挨拶ね。母さんの方がよかったのかしら」
「何であの女が関係しているんだ」

「病院から連絡があったのよ。貴方は今日、カウセリングを受けるのでしょう。今までどういう診断を受けてきたのか知らないけれど、本来家族の同伴が必要なのよ」

 昨日再会したばかりの、全く懐かしくもない幼馴染。ガリこと空条創愛が、病院の待合室で本を手に俺を待ち構えていた。今日は空色のスカートをはいており、白い足が目に眩しい。
今時珍しい長い黒髪が清楚に伸びており、華奢な背中を艶やかに彩っている。今まで数多くの美人に恵まれていたが、これほど美しい純日本人の女とはあまり縁がなかった。
これで相手がソアラでなければ目の保養だったというのに、実に惜しい。下手にヤキモキさせられるくらいなら、昔のようなガリガリ女でいて欲しかった。綺麗な女は、殴り辛い。

まあ、ガリの外見なんぞどうでもいいとして――

「病院から何故、孤児院に直接連絡が届くんだ。今までと対応が違うじゃねえか」
「今までの対応にこそ問題があると思うのだけれど……まあいいわ。貴方の所在が判明したのと、ほぼ同じ理由よ」

「ちっ、リスティの奴、協定を破りやがったな」

 リスティ槇原は、警察の民間協力者である。三ヶ月前の凶行により辞職や自首も検討していたようだが、被害者である俺やフィリス達の懸命な説得で元の生活に戻ったようだ。
そのまま元の関係にまで戻れたらよかったのだが、生憎と俺とヤツとの関係はまだ煮え切らない状態である。通り魔事件への協力の見返りとして協定を結んでいたのだが、敵対関係となって破棄されたのだろう。
ただでさえ世界中に自分を知られてしまったのだ、どのみちリスティとの協定はもう保たなかった。新しい協定は夜の一族と結んでいる。あの姫君達なら、無敵だ。どっちも協定相手が女だという点が、気になるが。

正式な手続きで孤児院に連絡されてしまったのであれば、文句を言える筋合いは全く無かった。俺の幼馴染をやっている分、ヒミコが来るよりマシだとよく分かっている。



***





「俺と同年代のお前が同伴で問題ないのか。同じ孤児じゃねえか」
「『貴方と同じ幼少期を過ごした』孤児よ、カウセリングの先生からすれば貴重な存在だわ。そもそも貴方と私は、離れていた期間の方が短いわ」
「……言われてみるとそうだな」






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2017年02月04日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第二十話」予告編

FGO。そろそろ次のバレンタインイベントの情報がほしい(´・ω・`)>挨拶








***


 俺がノーヴェを連れ戻したタイミングでナハトとなのはがスバルを見つけて説得し、妹さんがウェンディを発見して保護。なのははスバルの手を引き、妹さんはウェンディの脚を引き摺って合流。妹さんは意外と容赦がない。
何とか全員見つけられたのはいいが、入国管理局での手続き中における脱走だったので大目玉。当然だがゆっくりランチタイムなんて事にはならず、結局ナカジマ親子との親睦会はお流れになった。
新天地での初日から大人達に叱られて、妹達は全員揃って落ち込む始末。自業自得でしかないのだが、ギンガ達に涙目で訴えかけられて撃沈。甘やかす訳にもいかないので、俺個人ではなく身内にフォローをお願いする。

ここで俺が慰めると依存する危険があったので、同じ子供達に相手をさせるのがいいだろう。子供にとって新しい世界での生活に必要なのは、同じ年代の友達だ。

「シュテル、金を渡しておくからギンガ達にお菓子でも買ってやってくれ。面倒を頼む」
「昼食会は無くなりましたが、親睦会であれば当初の目的は果たせるでしょう。父への評価は万全にしておきますので、お任せを」
「もうこうなったら風評被害にしてくれ、頼むから」

 ジャングルジムから豪快に連れ帰ったと言うのに、ノーヴェは始終俺の後ろに隠れて纏わり付く始末。兄ではなく親を頼って欲しいのだが、気弱なノーヴェは両親にも遠慮していてアニキアニキとうるさいのだ。
考えてみれば子供であれば年長者に頼るのはむしろ自然で、自立心の高いうちの子供達の方が珍しいのかもしれない。ユーリ達は本当に手間がかからないので、子育てによる煩わしさを全く感じない。

「あの、お父さん……お父さんは、よその家族の子供になるのですか?」
「うーん、今のところは保留だな。親権問題もあるから、今後の話し合い次第になりそうだ。ただ――お前が心配するような事にはならないよ、ユーリ。
俺はお前の父親で、お前は俺の子供だ。どんな家族構成になろうと、その点は何も変わらない」
「あっ……はい! 私はずっと、お父さんの子供でいたいです!」

「にしし、ボクは家族が増えてもヘーキだよ。おねーちゃんとして、妹達といっぱい遊んであげるよ」
「おお、やる気だなレヴィ。その調子で今日は思いっきり遊んでやってくれ、ちと落ち込んでいるみたいだからな」
「生意気なのとか、かわいーのとか、色々揃ってるよね。楽しくなりそーだな」

「父は午後から病院であろう。はしゃいでいるレヴィ達も含めて、我がしっかりと面倒を見ていよう。ナハトも、あのスバルとやらを随分気に入ったみたいだからな。遊んでおるわ」
「追いかけっこしている内に仲良くなったみたいだな。町全体を何周もしたらしいぞ、スケールが違う」
「体力が有り余っておるようだ、お弁当でも作ってやればよかった。父には面倒をかけぬので、安心して我を頼って欲しい」
「お前がいると、本当に助かるよ。ご褒美に、前から聞きたがっていた俺の昔話でも聞かせてやろうか」
「ほ、本当か!? 是非とも聞かせてくれ、我は父の事を何でも知りたいのだ!」

 泣く泣く再手続きを開始した妹達の為に、今の内にディアーチェ達に頼んでおいた。俺はこれからカウセリングなので、元々ナカジマ一家に面倒を頼むつもりだったが、すっかり逆になってしまったな。
魔導書から生まれた子供達と人工的に作られた戦闘機人達、どういう因果なのか家族という大所帯で引き合わせる事となった。どうなるのか気掛かりだったが、結果的には上手く着地出来たらしい。
下手にお昼ごはんを囲んで緊張するよりも、遊び相手として向かい合った方が子供らしくていい。ウェンディを評価できないが、あいつの無駄な行動力がこの良い結果を出したのだ。

聖地で俺に会えた事といい、あいつは幸運の持ち主かもしれない。


「とはいえ油断は出来ないので、妹さんは護衛を兼ねて見張っておいてくれ。あいつの再犯率は侮れない」
「お任せ下さい、剣士さん」
「再犯って……妹になった子達でも容赦ないですね」
「お前相手でも同じような事をしていたじゃないか」

「だからこそ気持ちがわかると言うか、同情してしまうというか……何にしてもまた、すずかちゃんとも会えてよかったです!」
「なのはちゃんも、元気そうでよかった」
「うん! あのスバルという子も気になるし、なのはもよかったら一緒に遊んであげますよ!」

「うむ、逃げそうになったら後ろから撃ってくれていいぞ」
「な、なのはに砲撃なんてやらせないで下さい!?」
『YES』

 ちっ、レイジングハートまで否定的か。相変わらずミッドチルダの魔導師ではなく、地球の魔法少女として平和を愛する子でいるようだ。三ヶ月経っても、他人を傷つける事を嫌がっている。
元々血を見るだけで卒倒する軟弱者だ、才能はあるらしいが戦闘力へは全く還元していない。ただ乗り越えられたのか、魔法に対する忌避感は無くなったらしい。心の整理もついたのだろう。
魔法を知った上でも、言葉への対話を重んずる少女。兄姉のような戦士としての道ではなく、母のような商人としての道を歩んでいる。他人を倒すのではなく、客のように接するのだ。

他人を友達と出来る強さは何より凄いものだと、俺も実感はしている。




***



「――お前の母親は今、どうなんだ?」





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2017年02月02日

「Eternal Advance Chapter 20 "My Home Is Your Home" Action34 杏次」予告編

FGO、虚の罪を攻略完了。水着マルタさんが大活躍でした(´・ω・`)+>挨拶








***



 ――引鉄は引けたという確信は、あった。

最後に確認は出来なかったが、敵は恐らく倒せた。随分と苦戦させられたが、あれほど強い敵を一人で倒すことが出来た事は誇らしい。
今でも、敵と戦う事は少し怖い。どうやって戦えばいいのか、どうすれば倒せるのか、どのようにすれば仲間を守れるのか。ハッキリとした答えは今もない。
ただ今日は、やり遂げられたという実感はあった。それだけで誇らしく、心地良い。初めて自分で戦い、自分で勝てた。乗り越えられたのだという実感はあった。

それで十分だと、思う。


"それで死んでしまって満足だというのかしら、蒼きカチナ"
"……誰?"

 問い返しても、返答はない。問うてみても、意味はない。とても不機嫌そうな声、ふてぶてしい問いかけ、他人のように思えなかった。
自分が怒らせたのだと、今の自分なら分かる。どうして怒っているのか分からないが、怒られているのならちゃんと向き合わなければならない。

自分はリーダーとして、任せれたのだから。




***





"死にたくはないよ。でも、死なせたくはもっとないの"





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2017年01月28日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第十八話」予告編

FGO、監獄イベント復刻。高難易度イベントは、ネロ祭レベルを期待>挨拶








***


 話を聞けばギンガと同じく、ディエチも妹達が心配で探しに出たようだ。本当なら両親に一言断ってから探しに出たかったらしいが、ウェンディの無駄な行動力がとにかく心配でやむを得なかったと謝罪された。
気持ちは実によく分かる。単に飛び出したと言うだけならまだしも、ウェンディは単身聖地にまで出向いて兄に会いに行った過去を持つのだ。どこまで冒険に出るのか、分かったものではない。
海鳴で収まる範囲ではなかった場合、不法入国となって子供といえど罰せられる危険がある。特にウェンディは戦闘機人、時空管理局に目をつけられれば終わりだ。心配になって当然だろう。

ウェンディの件については納得できるのだが――

「人探しを行う過程で何故に人助けまでしているんだ、お前は」
「今日から、私はお兄さんの妹になるから」
「だから何なんだ?」
「お兄さんは目的を達成する過程においても人助けを行ったと、ウェンディから聞いているよ。すごく立派なことだと思う」
「聖地で兄さんが王として認められたのも、そうした日々の行動による結果なんですね。尊敬します!」

「本当は目的を第一に達成したかったんだよ、俺は!?」
「……本人からすれば気の毒な話だよな」

 俺の苦労を分かってくれるのはアギト一人だというのが、我ながら悲しい。他人の為にいらん苦労をたらふくさせられて、異世界で三ヶ月以上もかかってしまったのだ。死ぬかと思ったんだぞ。
本当に立派なのは他人の行動を見本に、自分で行動できるディエチのような人間だろう。ギンガも模範として律する行動を取っており、清楚で正しき人間であろうと努めている。
だからこそ二人は、大人びて美しいのだろう。出来た妹達だと自慢したくならないわけではないが、この線を踏み越えれば本当の家族になりかねないので自重しておく。

妹として面倒を見る覚悟は出来ているが、本当の兄妹となるのとでは意味合いが異なってくる。他人と家族との境目は、慎重に見極めなければならない。

「スバルの奴は先程見つけて、俺の身内に今探しにも行かせている。さほど時間をかけず、見つけられるだろうよ」

「私はとにかく、ウェンディが心配。町から出ていないといいんだけど――ごめんね、お兄さん。妹達の捜索に集中するべきだった」
「いいさ、心配しなくていい。ウェンディの居所は既に掴んでいる。今人をやって、迎えに行かせているところだ」
「そうなんだ……すごいよ、お兄さん。私はなかなか見つけられなかったのに」
「やはり兄さんと私達は運命で結ばれているんですね。きっと兄さんの妹になるために、私達は作られたんです!」
「お姉さんはお兄さんの事になると、平気で恥ずかしいことを言うんだから……でも、私もそうだと嬉しいな」

 ――ふと思ったのだが、戦闘機人達は自分の境遇を悲観的には感じていないようだ。クアットロ達も己の出自を恥じず、己の機能を誇りに堂々と存在している。
人間としては欠陥もあるのだろうが、己の境遇を不幸に思っていないという点でも俺とよく似ている。人間かどうかなんて、俺達には些事であるのだろう。人ではなく、自分とは常に何か問うている。
俺はあくまで剣に拘っているのと同じく、ギンガやディエチは善行を積んで兄のような存在となる事を望んでいる。俺達はそうして、確固たる存在となろうとしているのだ。

単なる人よりも、人外の連中から学ぶべき点が多いというのは何とも皮肉を感じる。



***



「それで、何とも手のかかる妹は何処にいるんだ」
「ウェンディやスバルの所在が分かっているのなら、後は"ノーヴェ"だね」



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2017年01月26日

「Eternal Advance Chapter 20 "My Home Is Your Home" Action33 論治」予告編

FGO、監獄イベント復刻。高難易度イベントは、ネロ祭レベルを期待>挨拶








***


ピョロが宇宙に廃棄されていたポットを発見出来たのは、本当にただの偶然だった。死に物狂いで探し回ってはいたが、そのポイントで発見出来る保証があった訳ではない。
しかしながら、ピョロが探しに行かなければ間違いなく発見出来なかった。何の作戦も戦略もない無鉄砲が、結果として本日の最大の成果を生んだのだ。
幸運と言うべきか、奇跡と言うべきか、あるいは運命と言うべきか。一つだけ言えるのは誰かが諦めていたら、この結果は訪れなかった。

誰もが命を諦めなかったからこそ、すべての命を拾う事が出来た。


「本当に、間に合ってよかったピョロ!」
「ゲホ、ゲホ……間に合って、ねえよ、ガハ、ゴホ……!」

 脱出ポットの酸素量は皆無、酸欠寸前で救い出された形。当然だがニル・ヴァーナまで戻る余裕は全く無く、ピョロが発した救難信号でレジ機が迎えに来たのである。
人間は酸欠状態に陥ると、あらゆる身体的障害を引き起こす。無人兵器に殺されるよりも遥かに恐ろしい苦痛に苛まれるのだ。新鮮な空気が、逆に毒に感じられてしまうほどに。
酸素ボンベで吸入されていたカルーアは無事だったが、カイとメイアは酸欠死寸前でその場にへたり込んでいる。レジ機内に何とか格納されたのだが、立ち上がる気力もなく横たわっていた。

レジ機を駆り出したバーネットが急いでレジクルーを連れてきて、二人に救命処置を施した。


***



「フゥ、フゥ……こんな事言いたかないが、本当に死ぬかと思った」
「ハァ、ハァ……まさに、九死に一生を得たな」

「本当に無事でよかった……今度から出かける時は、ひと声かけてよね」






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2017年01月21日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第十七話」予告編

FGO、本日イベントで重大発表がありますね>挨拶








***

 
ギンガ・ナカジマ、スバル・ナカジマの姉。名目上ではなく血の繋がった家族であり、クイントの遺伝子より製造された姉妹と聞かされている。なるほど、確かに容姿はよく似ている。
気の弱い妹と共に違法研究所で製造された経緯を持つゆえか、姉としての強い責任感から妹を守ってきたようだ。頼れる親が今までいなかったからこそ、姉として妹を守ろうとしたのだろう。
俺は天涯孤独の身なのでその手の感覚はよく分からないが、ガキ共の相手には慣れている。クイントやゲンヤのおっさんからも頼まれているので、今後はあまり気負わせずのびのびとさせてやろ

同情するのもされるのも苦手なので、一言励ましの言葉でもいれておいてやる。

「今後何かあれば相談くらいには乗ってやるから、いつでも言えばいい」
「ありがとうございます、兄さん。よかった、私の理想通りの兄さんでした」
「残念ながらびっくりする程あっという間に、ギャップに脅かされるぞ」

「そんな事はありません。兄さんはカッコよくて、とても素敵な人です」

「……こいつの目は腐って――いや、壊れているんじゃねえか?」
「男を見る目がないというのは、兄として心配ではある」

 自分を卑下する気は全く無いのだが、さりとてハンサムだと自画自賛出来る自信はない。美醜の感覚なんぞ人それぞれだが、今まで生きてきて男前だと言われた試しは一度たりともなかった。
愛人共に婚約者達まで勢揃いしている手前、女に好かれていないとは言わない。だがそもそもの比較対象が忍達というのであれば、一般的な女性とは言い難い。美人だけど曲者揃いすぎて、日々を脅かされている。
ギンガのようにハンサムだと直球で言われた事はなかった気がする。俺のような顔の男が好みだというのであれば、多少心配になる。俺は半年くらい前までは、働きもしない浮浪者だったからな。

出来の良すぎる妹という印象を抱いた際、ふと違和感が脳をよぎった。

「そう言えばお前ら、何で勝手に入国管理局から逃げ出したんだ。父親や母親も心配していたぞ」
「本当にごめんなさい、兄さん。私が目を離した隙に、ウェンディが兄さんの故郷を探検すると言って飛び出してしまったんです」

 予想通り過ぎて、深い溜息が零れ出そうになる。家出して聖地まで飛び込んでくる行動力だ、引越し先が異世界となれば冒険心も湧き出てくる。旅人である俺も、その気持ち自体は理解できる。
当事者でなければ大いに共感したのだが、捜索に駆り出された身としては呆れ顔を浮かべるしかない。アリサの苦労が、実感として理解出来る気がした。俺の行動に振り回してしまっているからな。

「ウェンディ一人ならともかく、スバルも無理やり連れて飛び出してしまって……私も慌てて捕まえようとしたんですけど、ライディングボードに乗って逃げられてしまいました」
「スバル一人が迷子になっていたところを見ると途中で落としやがったのか、アイツ」




***




「多分、"お姉ちゃん"に見つかって慌てて逃げたのだと思います」




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2017年01月19日

「Eternal Advance Chapter 20 "My Home Is Your Home" Action32 明示」予告編

FGO、重大発表があるようですね>挨拶








***


 操縦桿を握り締めながらも、操舵は行わない――その行為はパイロットにとって、任務の放棄を意味する。

ディータ機が攻撃を止めたのを確信でもしたのか、敵は猛烈な勢いで攻撃を仕掛けてくる。不幸中の幸いだったのは、他の無人兵器からの攻撃がない事だろう。
新型殲滅をディータに任せたチームメイト達は、信頼に応えるべく他の無人兵器群を次々と破壊。多くの死闘を乗り越えて強くなったのは、カイ達だけではない。
そんな彼女達の強さを分かっているからこそ、ディータも歯を食いしばって耐えている。どんなに攻撃されようと、ディータは自分から決して仕掛けない。

業を煮やしたのか、強制通信が入ってジュラの顔が大写しになった。

『あんた、何してるのよ! 本当に死にたいの!?』
(……)

 不謹慎かもしれないが、ジュラの焦った顔を目の当たりにしてディータは不思議と口元が緩んでしまう。心配するジュラの気持ちが嬉しくて、暖かくなった。
もしリーダーに抜擢されなければ、ジュラの心配も当然のように受け止めてしまっていたかもしれない。人を案ずる気持ちを、当たり前だと思ってしまう性根の甘さ。
自分にそんな気持ちがないとは、言えなかった。今までずっと誰かに助けられてきて、ずっと甘えてしまっていた。

責任を背負う立場になって初めて、信頼を得る難しさと嬉しさを実感している。


『――何か考えがあるとでも、言うのかい?』


 艦長席から向けられるマグノの気持ちは、ディータ本人には直接届いていない。けれど彼女は、自分が見守られている事を感じていた。
ディータ機はペースシス・プラグマによりカスタマイズされた機体、強度は通常のドレッドを遥かに上回るが決して鉄壁ではない。
皮一枚ずつ剥がされていくような感覚に、ディータは唇を震わせる。痛みは断続して襲いかかっており、体の各所が裂傷して血が流れる。

その事実に、ディータはむしろ安堵した。


(やっぱり、火力は低い。削られているけど、何とか耐えられる)


 回避と隠密性能に優れている分、火力は低い。断続して襲いかかってこられているが、致命打は与えられていない。
敵は無人兵器、感情そのものは一切ない。けれどどれほど攻撃しても倒せないのであれば、必ず仕掛けてくる筈だ。
どれほど高い学習能力があっても、どれほど高度な戦術を備えていても、とどのつまり倒せなければ何の意味もない。となれば――

必ず倒せる攻撃を持って、仕留める。




***





(絶対に、仕掛けてくる――我慢して、待つんだ!)






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2017年01月14日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第十七話」予告編

キングハサンと剣式は呼符と石十連分で撤退>挨拶








***


「紹介しておこう。こいつも俺の妹分である高町なのは、この海鳴で何かあればこの"姉貴分"に頼れ」
「な、なのはが、おねーちゃんですか!?」
「この子は"スバル・ナカジマ"、異世界からの移住者といえばピンと来るだろう」
「はい、えーと……お話には伺っておりましたので、そうかもしれないと思っていました!」

「ひとまず歩きながら、お互いに近況を話そうか。スバルと言ったな、俺はお前の母親と父親となる二人に頼まれて探しに来たんだ」
「! おとうさんと、おかあさん……うわーん、ごめんなさいーーー!」 

 軽く話しかけただけなのに、華麗に回れ右して逃げ出す青い髪の少女。弱腰かつ臆病なガキンチョの割に声を投げかける隙さえ与えず、その場から逃走してしまった。事前情報がなければ唖然としていただろう。
特筆するには値しない事態である。スバル・ナカジマは戦闘機人、常人を遥かに超えた身体能力を持っている。機械じかけの改造人間であるのならば、逃げ足の一つくらい早くなるというものだ。
感情一つであれほどの身体能力を発揮できるというのは、実際凄いものだ。時空管理局の上層部が目をつけるのも頷ける。ガキの時分から鍛え上げれば、必ず将来は優秀な戦士へと成長するだろう。

だが、この海鳴は俺の縄張りである。奴らの好き勝手にはさせないし、あいつに自由気ままに暴れさせる訳にもいかない。

「なのは、捕まえろ」
「!? りょ、了解です!」

 高町なのはは高町道場の娘であるのに、運動神経は別段優れていない。ただし喫茶店の娘でもあるので頭の回転は優れており、客商売で機転も利く。俺の命令一つで全てを察して、首に下げた赤い宝石を掲げた。
高町の剣を選ばず、ミッドチルダの杖を手にした魔法少女。かつては邪道だと唾棄したものだが、あの子は魔法によって他人を救ってきた。他人を斬ることしか出来ない剣士より、よほど人間的に出来ている。
バリアジャケットを装着したなのはは瞬時に宙へと舞って、真っ直ぐに進んでいく。戦闘機人と魔法少女の追いかけっこ、機能の検証としてはなかなか見応えのある勝負。博士にレース結果を教えてやろうかな。

アギトも想定外の事態には慣れたもので、俺の肩に飛び乗って前方を仰ぎ見ている。

「どうする? アタシも手伝いに行ってやろうか」
「あの様子だと無理に連れ戻しても号泣される危険がある。高町なのはというワンクッションを置いた後に、改めて話す事にする。
まさかあれほど怖がられるとは思わなかった。確かにガキンチョの頃は、親の説教が何より怖かったもんだ。俺の場合は、口うるさい保母だったけど」


***




「はは……お前、随分と他人との接触に慣れてきたな」
「……言われてみればそうだな、自然になのはにスバルを追わせていたよ」






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2017年01月07日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第十六話」予告編

パソコンを手探りで修理中(´・ω・`)>挨拶








***



「おにーちゃん、帰って来たんですね!」
「おう」
「あう」

「わっ、その子はどうしたんですか!?」
「それは俺がお前に聞きたい」

 事前にクロノ達から連絡は届いていたのだろう。驚愕ではなく感激の眼差しで両手を広げて飛び込んできたなのはは、背中のナハトヴァールによって一蹴されてしまった。
俺が高町なのはと別れたのは三ヶ月前、数々の難事で家に引き篭もっていた頃であった。当時は心身共に具合が良くなかったのだが、三ヶ月経過して元気を取り戻している。顔色も良さそうだ。
憂いに満ちているのは、どちらかと言えばなのはが今連れている子供の方だ。始終怯えた様子で周囲を伺っており、涙を滲ませて萎縮してしまっている。単に迷子だからと言うだけでもなさそうだ。

海鳴へ来て子供の相手を良くするようになったが、苦手意識は変わらない。年の差があると、もう別次元の存在だ。

「あ、あの、さすがにくーちゃん二号は問題あると思われるのですが!」
「久遠……? 違うわ、家来にしたんじゃねえよ!」

 一瞬何を言われたのか判断が付かなかったが、思い返してみると高町なのはとは通り魔事件からの縁だ。月村忍と並んで昔の俺をよく知る人間、ややこそばゆい立ち位置の関係者である。
孤独を気取っていた割には、俺も当時彷徨っていた久遠を拾って家来にしたりと、殿様ゴッコに興じていた面があった。放浪の旅も飽いて、道中の連れを求めていた弱さがあったと言える。
そういう意味ではなのはも似たような経緯があるので、俺としては指摘されると恥ずかしくはあった。動物や子供を家来にするなんぞ、大人相手には威張れないガキ大将そのまんまだ。

誘拐や変質者だと思われていない辺り、信頼はされていると楽観的に取るべきか。

「何を隠そう、こいつは俺の子供だ」
「……子供を拾って養うのは、とっても大変ではないかと」
「どこぞの女を孕ませたのだとは思わない、その聡明な感性をありがたく思う」


***






「お、おにーちゃんに激似なので、なのははとても困惑しております……」








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2016年12月30日

魔法少女リリカルなのはStrikerS対談 −2016年冬コミ編−

いよいよ来年、劇場版が公開φ(..)>挨拶



※この日記は【魔法少女リリカルなのは】のネタバレが含まれています。
読まれる方は、くれぐれも御注意を。

【魔法少女リリカルなのは】シリーズについて御意見、御感想あれば聞かせて下さい。












ttp://www.nanoha-vividstrike.com/
「NANOHA×ViVid Strike!」の合同ブース



ミヤ「さあ、行きますよ(12/25)」

良介「はええよ、会場すら準備できてねえよ!?」

ミヤ「一応言っておきますけど、一人頭のノルマを達成できなかったら殺しますから

アギト「こえええええええ、キャラが変わり過ぎだろう!?」

ミヤ「何を言うんですか! 久しぶり、超久しぶりのNANOHAブース爆誕ですよ!」

良介「ちっ、最近鳴りを潜めていたから、このままコミケ活動をやめるかと思っていたのに」

アギト「のんびり年末を過ごす予定が、とんだ戦場になっちまったな。しかも――」


アリサ「ふっふっふ、銀行をカラにして資金を準備してきたわよ!」

なのは「資本主義の怪物になっているよ、アリサちゃん!?」

アリサ「あたしとすずかがピックアップされた記念の日なのよ! 絶対に買い占めてやるわ!」

なのは「本人が買い占めちゃ駄目だよ!?」


良介「――普段的確なツッコミを入れてくれるあいつが、一番祭りで盛り上がっているからな」

アギト「姐さんには申し訳ないけど、ピックアップされたのにはまじでビビったぜ」

ミヤ「きっとミヤ同様、劇場版でも出番を与えられたのですよ」

良介「そうか、お前本人じゃないにせよ、夜天の人の後釜として出番はありそうなのか」

ミヤ「勿論です、はやてちゃんをお助けするべく大活躍しちゃいますから!」



アギト「でも、お前のグッズ、ないじゃん

ミヤ「( ゚∀゚)・∵. グハッ!!」

良介「会心の一撃が決まった!?」




 

〜終〜




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イベント終了ということで、撤退φ(..)


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2016年12月28日

2016年クリスマス記念小説「誰も寝てはならぬ」予告編

次の連載は元旦となってしまうので、お休みさせて頂きます>挨拶








***



 ――ある時。ニコラウスは貧しさにより、自分の娘を身売りしなければならなくなってしまった家族の存在を知った。
そこでニコラウスは夜の間にその家族の家に訪れて、窓からそっと金貨を投げ入れたのである。この時偶然なのか、暖炉には靴下が下げられていて、金貨はその靴下の中に入ったとされている。
与えられたこの金貨のおかげで、家族は自分の娘を身売りする事を避けられたという逸話。子供達を救ったこの温かい逸話が、後のクリスマスに繋がる由来となったのだ。

"夜中に家に入り、寝静まった子供の靴下の中にプレゼントを入れる"




***






この伝説に今宵、白旗が挑戦する。







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