2017年10月14日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第五十六話」予告編

FGO。英霊剣豪七番勝負、開幕!>挨拶









*****


 その後も交渉を粘ってみたが妥協点が見つからず、いまいち成果を上げられなかった。かと言って時空管理局という組織や、クロノ達という人間自身に非があるのではない。
俺に落ち度があるのであればゴリ押しするし、相手に非があるのであれば狙い撃ちする。双方共に問題がないのであれば、結局妥協点を探るしかない。
犯罪者を取り仕切る立場であれば、犯罪者の確保に協力は出来ない。妖怪は人間ではないので司法の範囲外という指摘も試みてみたが、人外が跋扈する異世界では全く通じなくて頭を抱えた。そりゃそうだ。

これで相手が悪党であれば舌打ちの一つでもしてやったのだが、善人揃いの大人達はお茶菓子まで出して俺の苦労を労ってくれた。同情するなら金をくれという言葉は、案外名言かもしれない。

「難民となった妖怪達が百鬼夜行となって地球から溢れ出してしまえば、時空管理局の管轄になるかもしれないな」
「馬鹿な脅しをかけて、自棄にならないでくれ……君の提案こそ受けいれられないが、君の苦労については理解しているつもりだ。
早く解決するべく先走るよりもまず、改善を目指して努力していこうじゃないか」

 難民の受け入れ先を無理強いしてまで決めるのではなく、現状出てしまっている難民に対してどう配慮するべきか考えるべきだとクロノは諭す。最上ではなく最善という、現実的な意見。
どんな問題でもすぐに解決できるのは、映画の中だけの世界。問題の解決には本来時間がかかるものだと、厳しい異世界を管理する側の意見には重みがあった。実際、その通りだとは思う。
俺だって、夢想家ではない。お伽噺の主人公ではない以上、名案一つ出して解決なんて真似は出来ない。すぐに解決するのではなく、失敗を多く重ねながら解消していくしかない。

その程度は分かっているつもりなのだが、今のところ何の解決にもなっていないのは歯痒い。


「とりあえず、今日のところは矛を収めましょう。問題点を時空管理局と共有できたことだけでも、一つの成果よ。ボーダーラインは見えたのだから、後は詰め寄っていくだけよ」
「お互いの是非を、時空管理局の議事録に残せたのです。後で何を言われようと、突き付けられますよ」

「……宮本。君のメイドと娘が一体何を考えているのか、素直に白状してくれ」
「……悪いな、クロノ。俺にもサッパリ分からない」


 交渉役と頭脳役が揃って、不敵な笑みを浮かべているのが怖すぎる。この二人は特にこの交渉の場でも一体賛否を述べていないので、余計に不気味だった。
冷や汗をかいているクロノに当たり障りのない言葉で誤魔化したが、少しだけ分かった事がある。アリサとシュテルは天才だが、多分この問題の解決策自体は本当に持っていない。
その理由として、そもそもそんなものがあるのであればすぐにこの場で披露するはずだ。敵ならともかく、クロノ達は味方である。出し惜しみする理由はない筈だ。

多分解決策ではなく、それこそクロノ達が言うような改善案があるのだろう。理想論ではなく現実案、時間がかかるからこそ準備が必要だということか。


「君からの交渉については、こちらも一考する。僕達も君の世界で職務を行う立場だ、職権こそ使えずとも一個人としてでも力になれるぞ」
「そうだな、難民への対応については正直経験不足で苦慮している面が多々ある。相談させてくれ」

 そもそも俺は一介の剣士、政治家でも退魔師でもない。難民となった妖怪達を急に預けられても、どうしていいのかそもそも分からない。クロノ達の協力は実にありがたかった。
話に聞いたところ、リンディ達本局側のみならずゼスト隊長達本部側でも異世界での難民問題に関わった経験はあるらしい。地球より遥かに広い世界だ、難民の一つも出てくる。
ロストロギア関係の事件となれば、国家レベル規模で被災者が出てしまう。世界規模の破壊が起きれば、国や世界を失った難民が出るのは仕方がない。そうした対応もしてきたのだという。

だったら難民の受け入れ先くらいありそうなものなのだが――

「管理外世界がネックとなるのか、どうしても」
「だから言っただろう、君の苦労は理解出来ると」


 本当に天国でもあればいいのだが、クロノ達の善意だってどうしても限りがある。何でもかんでも受け入れられるほど、この世界は優しくなんてないのだ。
そう考えると、見捨てるという選択肢が一番早い解決なのだろう。恐らくクロノ達も、そうした選択があったはずだ。悩んで、悩み抜いて――解決できなかった事も、あったのだ。

だからこその、理解。彼らに全てを押し付けられなかった。



*****




「今度は、僕達からの交渉をさせてもらいたい――聖王のゆりかごより発見された聖遺物、蒼天の書の分析作業について話し合いたい」






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2017年10月07日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第五十五話」予告編

FGO。明日のマチ★アソビによるFGO情報の発表が気になる(´・ω・`)>挨拶









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「――つまり難民となった多くの妖怪達の為に、未開の地を開拓する許可が欲しいと?」
「次元世界には、今でも手付かずの土地が残っているだろう。住めそうな土地を紹介してくれ」
「それを執務官である僕に堂々と求めるとはいい度胸だな、宮本!」

 若手キャリアのエリート執務官様に懇願してみたが、怒られてしまった。俺にしては珍しく事前に手続きしたのに、怒られる結果は同じだというのは納得がいかない。
夜の一族の姫君達に国内封鎖する勢いで引き止められてしまったが、必死で帰国を果たした俺は早速入国管理局を通じてクロノ達に面会を求めた。
彼らはここ管理外世界へ左遷された身分だが、だからといって地球に引き篭もっている訳ではない。職権自体は与えられているので、通常業務は行えている。

次元航行艦アースラで巡回業務を行っていた彼らにアポイントを取り、此度の戦争の経過報告を行ったのだが――


「何でだよ。どうせ管理外世界として放置されている惑星とか世界とか、腐るほどあるだろう。妖怪の住処にするくらい、かまわないじゃないか」
「君が降伏させた妖怪達は、反人類を語っていた勢力だと報告にあるぞ?」
「うむ」
「平然と頷かないでくれ!? 誤解を恐れずに敢えて言わせてもらうが、テロリスト予備軍を確保する真似はさせられない」


 テロリストという表現は過激ではあるが、そもそも全人類抹殺に賛同していた魑魅魍魎である。時空管理局執務官に言われてしまえば、全くもって反論できない。
人類抹殺の最先鋒だった天狗一族は、戦争までふっかけて来たのだ。表沙汰にならなかったのは天狗一族ではなく、俺が率いる白旗が配慮したからだ。
万が一主要各国に存在がバレていれば、全面戦争となっていただろう。ユーリ達や妹さんがいたから穏便に制圧出来たが、隕石を落とす力すら持った連中である。相当、やばかった。

本気で世界に反旗を翻していれば全人類抹殺とまではいかずとも、主要各国に隕石の雨が落ちていたかもしれない。


「妖怪達の原理は弱肉強食、強い者に従う原則が徹底されている。俺達が実力で鎮圧したから、奴らは必ず従うさ」
「更生させたと言いたいのだろうが、口では何とでも言える。敗北したから、世界を乱した罪が贖える訳ではない」

「ちっ、分かったよ。無理を言ってすまなかった、じゃあな」


*****




「――待て、聖王教会に掛け合うつもりだろう」
「なぜ、俺の行動を先読みできる!?」
「君はすぐ安易な方向に流されるからだ。君がきちんと納得するまで、僕は帰さないぞ」
「拘束する権利はないだろう、離せ!?」
 




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2017年09月30日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第五十四話」予告編

FGO。ダヴィンチちゃんアップ、水着ネロ様を召喚した後だと微妙である(´・ω・`)>挨拶









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 反人類勢力と呼べば大袈裟に聞こえるが、全人類の滅亡を真剣に願っているのはほんの一部であるようだ。天狗一族はその代表であり、最大勢力と言ってもよかった。
この勢力に加わっている大半の妖怪達は、結局のところ自分達の利益を求めているだけだ。現代社会は人類が構築した以上、人類が排除されれば廃墟の世界が残されるのみだ。
有力な勢力であった天狗一族の尻馬に乗れば、安泰。実に庶民的だが、そうでもしなければ妖怪達は生き残れない時代なのだろう。伝承や伝説は、時が経てば消えてしまう。

そうした反人類勢力を説得すること自体は天狗一族に任せれば容易いのだが、全勢力を取り込める程俺の器は広くない。

「どうして俺が連中の面倒まで見なければいけないんだ。お前らがやれよ」
「私共としても王子様にご面倒をおかけするのは本意ではございませんが、"夜の一族"に取り込まれる事に反対する者達が多いのですわ」

 天狗一族の主戦場は海外だったので、夜の一族の姫君達とコンタクトを取るのは難しくなかった。長であるカーミラの元へ、全員が馳せ参じてくれた。直接呼び付けてもいないのに。
婚約者であるヴァイオラは天狗一族との戦争と聞いて、クリステラソングスクールを休んでまでドイツまで駆け付けてくれた。夫の帰りを待つのは妻の務めとの事、剣士の嫁候補と名乗るだけの気概はある。
セミロングとなったイギリスの妖精は少女から女となって美しさが磨かれており、他人には見せない微笑みで俺の無事を喜んでくれた。戦争と聞けばやはり心配となるらしい、無傷であった事も大きい。

何より直接逢うのは世界会議以来だ、異世界へ出向していたのもあって随分長く感じられる。携帯やネットで話すのもいいが、やはり直接逢うのとでは訳が違う。男と女とでは、特に。

「夜の一族は妖怪達の中では、今や最大勢力なんだろう。歴史も長い一族の庇護に入れるのであれば、安泰を願う連中にとっても本望な筈だ」
「良くも悪くも長きに渡る歴史が今の複雑な因果を招いているのだ、下僕よ。我から言わせれば下らぬ因縁にしか思えぬが、夜の一族に対して複雑な感傷を抱く者達も多い」


*****



「……人間と妖怪との確執の方が長いように思えるのだが」
「今は、人の世の時代だ。長いものに巻かれるのは何も、人だけの理ではない」
 




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2017年09月23日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第五十三話」予告編

FGO。マーリンピックアップ、惨敗でした(´;ω;`)ウッ…>挨拶









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 妹さんと山神との決闘に決着がついた事で、天狗一族と夜の一族との戦争は終結。人妖融和を掲げた俺の勝利は、歴史の影で囁かれる程度の戦績で幕を閉じた。表沙汰に出来ないので当然だが。
自然の形態を歪ませる大規模戦争であっても、ユーリ・エーベルヴァインの強力な結界の中では世界に何の影響も与えない。世界の人々は何も知らず、今日という日を平穏に生きている。
天狗の長である山神を討伐、天狗の強者達を龍の精鋭者達が屈服させて、天狗一族は降伏。反人類の最先鋒だった天狗一族の降伏は、人外社会に大きな激震を起こしたと言える。

人妖融和を掲げている以上、俺も他人事では済まされない。非常に面倒だが、戦後処理は確実に行っておく必要があった。孤独が、恋しい。


『我らの理想を妨げる怨敵を、たった一戦でよくぞ討伐した。やはりお前こそ、我が下僕に相応しき戦士である!』
「お褒めに与り恐縮とでも言っておこうか。一応お伺いを立てるが、天狗一族はどうする」
『即刻一族の長の首を刎ね、蝙蝠の餌にしてくれる。愛しき下僕の命を狙った挙句、我が一族の面子を踏み躙ったのだ。一族皆殺しでも飽き足らぬわ』
「蝙蝠に何を食わせるんだ、お前は」

 夜の一族の新しい長カーミラ・マンシュタインは、ご立腹であった。戦功を機嫌良く讃えながらも、謝罪賠償請求を無視した暴挙に堪忍袋の緒が切れている。
無茶苦茶だとは言わなかった。一族だと名乗っているが、人外社会において夜の一族とは国家に等しい勢力である。威厳を保ってこそ国家、舐められたら終わりだ。
謝罪賠償請求を行った使者に危害を加えた上に、夜の一族に宣戦布告を行ったのである。これほどの暴挙を平然と行われて呑気な顔で許していたら、夜の一族全体が侮られる。

人外魔境にとって、討伐とは人殺しとイコールではない。殺し合いですら彼らにとっては手段でしかなく、命の価値は問われない。

剣士にとっても同様である。高町なのは達ならば自分の命が狙われようと許せる器量を持っているが、剣士は敵の命を斬る存在。命を断つ事に怯えているようでは務まらない。
此度の戦は名目上、夜の一族と天狗一族の戦争。実際は俺と山神との私闘であり、主義主張の激突でしかないのだが、侵略戦争の大義なんて所詮は名目に過ぎない。


*****



夜の一族の長の意向を承った上で、こちら側からの要求を伝える――カーミラの了承を得たところで、俺は敗北者と最後の交渉を行った。






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2017年09月16日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第五十二話」予告編

FGO。超高難易度イベント「幽谷にて」、クリアーできず。山の翁、強すぎる(´;ω;`)ウッ…>挨拶









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 月村すずかは、受動的な少女である。強さを求めて日々修行を積んでいるが、最強を目指していない。友人知人、家族や仲間であろうと果し合いを求められても断固として断る。
競争社会の中で生きながら、他人との競争を一切行わない。他人と自分を比較せず、社会や世界に埋もれて生きている。他人に興味を持たず、自分に関心はない。
自己否定も自己肯定もせず、自分の生き方に沿う人生。一族より孤独と囁かれていた少女は今、孤高として讃えられている。月村すずかという概念が独立した、存在。


妖怪ともいわれる伝説上の生き物は、彼女を目にして思い知る――この少女こそ世の理を超えた存在、"妖"であるのだと。


「夜の一族の王女……これほどの存在とは!」
「月村すずか、剣士さんの護衛です」

 妖とは日本古来のアニミズムや、八百万の神に深く根ざしている存在。この者の存在こそ、森羅万象に神を見出せる在り方。古来より人が恐れ、そして畏れられていた存在。
時代毎に人が超自然現象と感じる事象の範囲は異なるが、過去の時代へ至るほどにその範囲は広かった。だからこそ他ならぬ天狗の長、歴史の目撃者は恐れ入る。
否定的に把握された存在や現象は妖怪になりうるという表裏一体の関係がなされていた天狗にとって、孤高の存在は絶対的に許せないものであった。
思い出話は美しく、過去は何よりも残酷だ。昔と今を比較してしまえば、自分が変わってしまったと思い知る。

老いてしまったのだと、思い知らされるから。

「あり得ぬ……あり得ぬ筈がない。貴様のような妖が今の世に、存在できる道理はないわ!」


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「貴方の言っている事は、正しいです」






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2017年09月09日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第五十一話」予告編

FGO。ネロ祭開催、スキル石のボックスガチャということで鬼のように回しまくります( ゚д゚ )クワッ!!>挨拶









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 人にて人ならず、鳥にて鳥ならず、犬にて犬ならず、足手は人、かしらは犬、左右に羽根はえ、飛び歩く者。伝承にみえる天狗一族の長は、白髪の老人であった。
山岳信仰の深さを物語る山神である天狗の長、山伏を中心とする天狗の信仰は仏教に続く神秘観山岳信仰に結びついており、一族の頂点に立つ長は神威の域に達している。
天狗として世にあだなし、業尽きた後も再び人身を得ており、自尊心と驕慢を体現したかのような容姿。一本歯の高下駄を履いて、羽団扇を持って君臨している。

俺を睨みつける視線は苛烈そのもので、その眼光で人の命を奪える鋭さを秘めている。


「再び相見えたな、人の子よ」
「戦場での再会とは因果なものだな、天狗の長よ」

「……邪悪なる龍を率いるその器、如何にして磨き上げた。平和に濁りし日輪の国で手に入れたとは到底思えぬ」
「命短し人の時間が、俺を育ててくれた」
「ほざきよるわ。人妖融和などという夢想を唄うものが、人外魔境に飛び込んだというのか」

 無表情で肯定する。虚言を述べるのは無意味、さりとて真実を説明する間柄ではない。無言での肯定は真実とは遠いが、必ずしも否定とは為りえない。
異世界ミッドチルダのベルカ自治領、あの聖地は戦場であった。猟兵団や傭兵団、聖王教会騎士団に時空管理局、人外の怪物に戦闘機人、魔女にマリアージュ、挙句の果てに神の出現。
三ヶ月間の悪戦苦闘が、俺を鍛えてくれた。剣を捨て、剣の意欲も失ってしまったが、人として得られたものは大きかった。だからこそ、向き合える。

かつては恐怖していた山の神を相手に、同じ土俵に立てている。


「共存を唱えながら、強敵を排除するというのか」
「理想との矛盾を追求しているつもりならば、この戦争における本質を理解していないと言わざるを得ないな」
「どういう意味だ」
「お前達が見る人の愚かな歴史とは、決して繰り返されてはいない。あんたと俺との戦いは、人と人外との戦の歴史に連なるものではない。
今日此処で初めて、決するものだ。お互いの理想を背負った上で、敗北を決める。その為の戦いだ」

「人と天狗ではなく、儂とお前との宿命を決する戦――さりとて」
「お互い、部族を率いる者。ゆえに、戦争となる」


 部族同士の一騎打ち、一族を率いる者との決闘とは単純な一対一とはならない。王と王、二人の王による決闘はお伽噺でしか描かれない。現実における戦争は悲惨の一言に尽きる。
可能な限りの手を尽くして、白旗と天狗一族との戦争にまでこぎ着けられた。人と人外との決戦であれば、世界を巻き込む戦乱となっていただろう。
この構図にまで持っていくのに人脈によるコネを使ったというのだから、人とは何とも罪深い。いざ尋常に勝負と、単純に持っていければどれほど楽であったか。

だからこそ俺は、戦争の渦中でこう叫ぶのだ――ここまで導いてくれた人達に、報いるために。



*****





「剣士として、"いざ尋常に勝負だ"」
「――人間風情が、小癪な」






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2017年09月08日

「Eternal Advance Chapter 22 "Singing voice of a spirit" Action12 願寺」予告編

FGO。ネロ祭開催、スキル石のボックスガチャということで鬼のように回しまくります( ゚д゚ )クワッ!!>挨拶









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"マスターの生命反応を感知"
"見つかったのね! 何処に居るの!?"
"……"
"何処に居るのよ、ソラ。早く教えなさい!"

"感知できないのですか、ユメ?"
"っ……"

"『負の意識』に脅かされたのですね"
"う、うるさい、うるさい!"
"人を知ることで、人の負に触れる。負の意識に脅かされたのであれば――"
"黙れと言っているでしょう!"


"貴女は、人を知らなかったのですね"


"し、知っているわよ。人間なんてどいつもこいつも、バカ揃いの無能じゃない!"
"マスターは人間ですよ"
"ますたぁーは特別。ただ一人の、ユメのますたぁーだもん!"
"カルーアと呼ばれる赤子も、人の子です"
"あの子はこれから、おねーちゃんのユメがきょーいくするの!"

"貴女を友達というシャーリーという少女も人間です"
"あ、あんなの、単なる家来で――"


*****




"貴女に歯向かったツバサは、殺さないのですか?"






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2017年09月02日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第五十話」予告編

FGO。クラス別ピックアップ開始、星五アサシンがほしいのですが恒常なんですよね(;´・ω・`)>挨拶









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 伝説の聖王オリヴィエ・ゼーゲブレヒト本人が俺の身体を的確に動かす技法、ネフィリムフィスト。この技には、未熟な剣士において致命的な欠点が存在する。
欠陥ではなく、欠点。荒御魂オリヴィエ・ゼーゲブレヒトが繰り出す技そのものは完璧であり、完成された聖王技を持ってすれば御神流奥義の一つをも体現出来る。
ただし俺の身体を使用しているとは言え、俺を動かしているのはあくまで取り憑いた荒御魂本人。俺の知識を完全共有して、師より学んだ技を発現してくれたのだ。


つまりネフィリムフィストを解除してしまうと、俺自身では技の再現が行えない。体が全く覚えてくれないのである。


*****





『格闘ゲームでどれほど勝利を積み重ねても、強さを讃えられるのは操作するプレイヤーだもんね』
『何を言っているのか分からないが、微妙に間違えている気がする』





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2017年08月30日

「Eternal Advance Chapter 22 "Singing voice of a spirit" Action11 闇紅」予告編

FGO。クラス別ピックアップ開始、星五アサシンがほしいのですが恒常なんですよね(;´・ω・`)>挨拶









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 痛みで目が覚めた時、カイ・ピュアウインドは自分が生き残った事を実感した。
死んでいればそもそも痛みなど感じない。大気圏で焼かれていたら、痛みどころの話ではないだろう。一か八かだったが、惑星の地表までは着地出来たのだろう。
着陸ではないのもまた、この痛みが証明している。無事に着陸出来ていれば、全身に痛みなど感じない。着陸より着地、着地よりむしろ不時着に近い。

墜落にまでなっていれば、地表面に激突して死んでいただろう。


(くっ……コックピットは頑丈なんだが、衝撃で放り出されたか)


 惑星に辿り着けるように必死で機体を操縦したのだが、上手く着地する余裕まではカイにはなかった。
宇宙船を想定されたコックピットは、単なる衝撃で開閉したりはしない。となれば、よほどの衝撃や負荷が伸し掛かったのだろう。
そういう意味では墜落に近いのだが、生きているだけでも幸運と言わざるを得なかった。痛みこそ酷いが、身体の内部からの違和感はない。

出血でもしていれば体温が低下していただろうが、少なくともカイは血を流している様子はない。

 

*****





(ぬぐっ……骨まで折れていないみたいだが――た、立てない……!?)






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2017年08月24日

「Eternal Advance Chapter 22 "Singing voice of a spirit" Action10 青路」予告編

FGO。メイドオルタ爆死で石を消費したので、メイヴピックアップは諦めます(´;ω;`)ウッ…>挨拶









*****



 ――磁気嵐に飲み込まれたその瞬間、カイ・ピュアウインドは作戦の継続を諦めた。

本作戦における根幹は、自分が握っている。傲慢や過信ではなく、スーパーヴァンドレッドを構成する一部としてカイは自分をそう認識している。
スーパーヴァンドレッドは強力無比な兵器だが、唯一と言い切れる欠点が存在する。人機一体に必要な部品が多すぎて、一部でも欠ければ成り立たなくなる。
要塞として利用していたスーパーヴァンドレッドが構成出来ない以上、作戦の継続は行えない。

あくまでも、自分一人においてのみ。


(後の事は、青髪に任せよう)


 自分は作戦を継続できなくなったが、作戦継続に必要な仲間達は多くいる。彼らに任せれば、何の問題もなかった。
故郷を出てから、半年以上。カイ・ピュアウインドにとって最も変化した部分は、まさにこの点にある。自分だけを、頼みにしない事。
英雄願望は今も変わらずに持っているが、自分一人がヒーローである必要はない。自分の代わりに誰かが守ってくれるのであれば、自分が無理をする必要はない。



*****




メイア達なら、安心して任せられる――だからこそ、自分一人の命を守れればいい。






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2017年08月19日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第四十八話」予告編

FGO。水着オルタ様、召喚に失敗しました_| ̄|○>挨拶









*****



 管理外世界である地球でも国境線一つ超えるのに面倒な手続きが多くあるのだが、次元世界そのものを超えるとなるとコネでもなければ不可能と言える。人外となれば、尚更に。
魔龍の姫プレセア・レヴェントンとの取引を取り纏めた後、謁見を求めていた龍族の使者と会って交渉。見事な角を生やした若き交渉者はプレセアの無事を確認し、ようやく安堵した。
龍族の王が取引に応じている為交渉そのものはスムーズに進み、一介の剣士でしかない俺でも十分話し合う事は出来た――勿論、教会関係者にも同席して頂いて。

元々、既に決着が付いていた勝負である。敗者に対して勝者が歩み寄りを見せれば、簡単に食い付いてくれる。戦功による恩赦という着地点は、戦闘民族の誇りを欠かさずに済ませられた。

「戦場は貴様の祖国、天の国か。我ら龍族が踏み入ってもかまわぬのか」
「全面戦争とは言え、大事にするつもりはない。戦いを仕掛けてきたのは天狗一族であれど、殲滅戦を仕掛ければ人妖融和の妨げになるからな。
いざ尋常に勝負とはいかずとも、一般の民を巻き込む総力戦は行わない。少数精鋭による武力戦で挑むつもりだ」
「軍事力を用いて政治目的を達成するつもりか。自衛や利益の確保を目的であるのであれば、理に適った行為だな。やや生温いが、取引に応じた以上は従おう。
一族の中から選りすぐりの実力者達を選出し、貴様の部隊に加える。好きに使うといい」
「お前が連中を率いた方が効果的だろう。恩赦目的とは言え、此度の戦時に一族の全てが納得している訳でもないだろうに」
「士気に関わる事を懸念しているのであれば、心配は無用だ。我とバハムートを討伐した聖王の実力を疑う者など誰もいない。
それに人妖融和なんぞという大層な理想を歌うのであれば尚の事、貴様が部族を統率してみせろ。我は自らの自由を得るべく、一兵卒として戦う」


 龍族を率いる長というだけあって、単なる戦狂いではない。一介の戦士の矜持に拘りながらも長としての立場を忘れず、周囲が納得する外交的理由を提示している。
俺とて一介の剣士、自ら剣を取って戦場を駆け抜けたい欲求は大いに持ち合わせている。しかしながら実際に剣を持って突撃しようとしたら、護衛団や騎士団が慌てて止めに入るだろう。
仲間を率いる立場であれば時に、個人の自由なぞ許されない。捕虜となったプレセアも同様だ。個人として暴れ回ってしまうと、部族を率いる意味がなくなる。部隊ではなく、ただのチンピラ集団となる。

ゆえに指揮権を俺に委ねて武力解決による手柄を譲り、プレセアは一兵卒による戦功で龍族としての恩赦を勝ち取る腹である。個人的に嫌だが、応じるしか無かった。


「龍族との交渉は成立したので、俺は失礼させてもらう」
「おほほほほほ、何処へ行こうというのですか陛下。次は聖王教会関係者一同に説明して頂きますわよ」
「いたたたたた、爪が肩に食い込んでめっちゃ痛い!? お前が色仕掛けでも何でもして連中を納得させてくれよ、ドゥーエ」
「今の私は聖王教会のシスター、神である陛下に捧げた身。現神が降臨しているのであれば色仕掛けは不敬だと受け止められてしまうのですわ、残念ながら」
「お前が自分から公言しているんだろう、それ!? 戦略的支援の手段を自ら潰してどうする!」
「フフ、陛下が私を放置するからいけないのですわ。つれない男の興味を引くのもいい女の努めなのです、さあ参りましょう」
「実は怒っているんだろう、お前!? 面倒事を押し付けたのは悪かったら解放してくれ、ぬおおおおお〜〜〜!」

 敗戦国との交渉を取り纏めた後、聖王教会との調整を行わなければならない。立場上俺は聖王教会の代表となっているが、あくまで"聖王"という神輿。ベルカ自治領は聖王教会が統治している。
宗教国家にとって、国家元首は信仰やベルカ自治領内における信徒達の規模で成り立っている。一神教であれど、政治と宗教は切り離せない。宗教代表者として、政治関係者を統率する義務が生じる。
俺は"聖王"となった後ローゼを救世主にして聖地を去ったが、後継者を名乗るディアーチェがその後政治統治機構を見事に構築したようだ。代表者の意見が行き届くように洗練されていた。

龍族の対応で随分と揉めた穏健派、過激派の派閥争いも、実のところ落とし所を求めていたようだ。俺が責任を持って龍族との交渉を行ったと聞いて、皆が一様に安堵の表情を見せた。

政治家は派閥争いが大好きだと勝手に勘繰っていたのだが、権力闘争も終わりが見えないと庶民のようにウンザリするらしい。両派閥が納得する理由を持ち出されたとあれば、歓迎する他はない。
戦功による恩赦は両派閥にとって百点とはいかず指摘や意見が続々と出てきたが、その点についてはドゥーエや司祭様が上手く取り成してくれた。彼らとしても利権を得る上での交渉は必要なのだ。
昔は嫌悪していた利権争いも派閥勢力の維持や拡大と考えると、自分なりには共感出来る点もあった。自分一人の恩恵なら簡単だが、自分を支持する者達への利益も必要とあれば彼らの苦労も伺える。

聖地の覇権争いで薄汚い宗教権力者達は一新されているので、清廉潔白とは言わないにしろ今の政治関係者達は実力主義の権力者達。彼らになら、今後の交渉は任せられる。


「お疲れ様でした、陛下。続きまして、時空管理局との交渉をお願い致しますわ」
「……お前に一任した筈だぞ、クワットロ」



*****




「はい、一任"させられた"貴方様のクアットロでございまーす――三日ほど寝てないのでよろしくお願い致しますわね、陛下」
「どうも申し訳ありませんでした、どうぞお休み下さい」






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2017年08月12日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第四十七話」予告編

FGO。水着ネロ様、見事にゲットしました。この調子で水着オルタ様を迎えますぜ(ΦωΦ)フフフ…>挨拶









*****



 寵愛されていると聞いていたのだが、彼女は別室で待機させられていた。プライベートルームへの入室は、セレナ以外許されていないらしい。
俺の場合高貴なカリーナお嬢様への面会が許されたというより、時代劇のお役人様よろしく引っ立てられたという印象が強すぎる。聖地へ来るなり、強制連行させられたからな。
別室は愛らしいぬいぐるみや玩具、アンティーク品等で満たされており、お嬢様のお気に入りが並べられている。女の子の理想とも言える愛らしい部屋も、戦士の休息には到底向かない。

ゆるキャラ効果によりお嬢様から快くご許可頂けて、魔龍の姫プレセア・レヴェントンとの面会が叶った。

「大事にされていると聞いていたんだが、心なしか痩せた印象があるな」
「生き恥を晒して飼い殺しにされている日々だ、痩せ衰えもする」

 聖地を舞台に、互いの生死をかけた一大決戦を行った相手。恐るべき魔龍の戦士プレセアは首輪に繋がれて、自らを売った相手に容赦なく牙を剥いた。
飼い殺しの日々に追いやった怨敵に逆上しないのは、曲がりなりにも戦士としての矜持があるからだろう。敗北を受け入れることこそ、敗者に与えられた唯一の誇りなのだと分かっている。
見境なく牙を向けるようでは、野良犬と変わらない。剣士が武士としての身分を与えられたのは、辻斬紛いの真似事をしなかったからだ。剣士は剣を振るうのであって、剣を振り回す者ではない。

並々ならぬ殺意を向けつつも、冷静に相対する彼女は紛れもなく龍の王者であった。

「戯れに我の元へ足を運んだのではあるまい。我が一族より使者が送られた事は、我の耳にも届いておる」
「……自身の進退には興味がなさそうだな」
「我は貴様に敗北した。敗者の我を勝者である貴様がどうしようと、我の関知する事ではない」

 使者が何を望もうと――龍の一族が何を願おうと、所詮は民の声に過ぎない。絶対王者として君臨していた姫は、己の矜持を第一とする。戦士の一族としての礼儀であった。
民主主義国家に生まれた俺からすれば理解し難き意思であるが、剣士としての生を歩む者からすれば共感出来る部分もあった。他人か自分か、俺は常に己に問いかけていた。
最近では他人を優先する事が多かった自分でも、常にこの選択肢は脳裏に浮かぶ。絶体絶命時に剣を捨ててまで我が子を助けた未熟者であろうとも、やはり自分はなかなか捨てられない。

栄光を掴んだ者からすれば一族を率いる立場であろうと、王としての矜持を優先するのだろう。その強さこそが、百姫夜行の世界を生きる手段なのだから。


「龍姫プレセア・レヴェントンと、魔龍バハムート。聖地を乱を招いたお前達の罪は重く、聖地の民達も処刑を望む声が出ている」
「ふん、神の慈悲を唱える者達であろうと所詮は人間。恐怖は信仰では乗り越えられまいよ」


 プレセアは鼻で笑い飛ばし、俺は無言で肯定する。神を信じぬ者からすれば、神を信じる者達の崇高な念は理解出来ない。素手で生きる術を、俺達は知らない。
神の慈悲をどれほど訴えようと、いざ自分達の命が脅かされれば、刃による断罪を望む。彼らはその贖罪を天罰と呼び、俺達は処刑であると断ずる。
ミッドチルダにおける法は次元世界にまで広がる分、複雑であり怪奇でもある。重犯罪者を許す寛容さと、軽犯罪者を裁く無情さを、矛盾を孕んで法に刻んでいる。

聖王教会は今でも論議を続けているが、平行線を辿っている。分かりきった結論である。先延ばしにし続けたその先に――



*****





"聖王"による、鶴の一言を待っている。






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2017年08月05日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第四十六話」予告編

FGO。水着オルタさんが待ち構えているので、ホームズさんは余裕でスルー(´・ω・`)>挨拶









*****


 休暇を兼ねた里帰りだったのだが、問題が山積している為に渋々異世界ミッドチルダへ行く事になった。個人の問題が解決していないので、出戻り感が酷すぎて参る。
三ヶ月前と違って海鳴に入国管理局がある為、ベルカ自治領への直通ルートが存在する。闇の書関連の任務も兼ねているので管理局の承認も早く、素通りの感覚で聖地へと転移出来た。
長期滞在の予定はないので同行者は少数、護衛として聖騎士が同行。関係者としてディアーチェが同行、闇の書の関係者としてのろうさとザフィーラが表向き白旗要員として一緒に来てくれた。


妹さん達は"特命"により別行動中だが、白旗には有能な仲間達が多いので人手には不足しない。


「さて、今日はホテルで荷物を降ろしてのんびりと――」

「まあ、早速お嬢様が滞在するホテルへ足を運んで頂けるのですね。お嬢様に忠実なそのお気持ち、ありがたく頂戴いたしますわ」
「セレナさん!? 今日の帰還は教会にしか伝えていないはずなのに、何故此処にいる!」
「貴方様の女であらせられる娼婦様が、ご機嫌麗しくカレンダーに丸をつけておりましたので」
「しまった、あの女は教会通だった!?」
「ささ、参りましょう。貴方様の不在でお嬢様が退屈されておいでで、実にご立腹でした」

「放せ―!?」


 女の細腕だというのに全く抗えずに、出だしから拉致されてしまった。俺に忠実な妹さんならば撃退してくれた筈なのだが、聖騎士は同じ協会関係者なので俺の帰参にはむしろ賛成の立場。
のろうさ達には全く期待していない。案の定完全清楚なセレナさんに高級菓子で歓待されてご機嫌、高級車でのVIP待遇にディアーチェまで王様気分で悠々と乗り込んでいる。
初日から予定を狂わされてしまうが、全体的なスケジュールには影響しないので諦観気味に連行するしかない。どのみち、お嬢様には会わなければならなかったのだから。

できれば教会に事前に話を通しておきたかったのだが、仕方がない。こっち方面から根回ししておこう。



*****



「よくもこのカリーナをこれほど長く待たせましたわね。初めてですの、カリーナをここまでコケにしたお馬鹿さんは」
「お嬢様、どうぞ落ち着いて下さいませ。他ならぬ旦那様の事です、必ずお嬢様を驚かせる立派な理由がありますわ」
「なるほど、伺いましょう。言っておきますが、下らぬ理由でしたらその首を刎ねますの」

「勝手にハードルを上げておいて酷い!?」






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2017年07月29日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第四十五話」予告編

FGO、2017水着イベント決定。織田信長、ニトクリス、アルトリアオルタの3人が確定!>挨拶







***


 "夜天の魔導書"の主である八神はやてに、"闇の書"に関する情報を連携した上で現場の全てを語った。薄々察していたのか、魔導書や守護騎士達の暗部に触れてはやては唇を噛み締めた。
結局のところ、事の全てが明らかとなればどうなってしまうのか、予測するのは困難だった。闇の書は過去の遺物であり、夜天の魔導書は現実にあり、蒼天の書が未来への産物として残されている。
俺達が隠し立てしている秘密は八神はやての存在のみであり、魔導書本体や魔導書より生み出された存在については徐々に明らかにしている。はやての存在だけは、確実に表沙汰にしない。

その代わりに俺が浮き彫りとなってしまう事に対してはやては抵抗があるようだが、俺にとってはもはや笑い事でしかなかった。

『"聖王"に祭り上げられた時点でもう今更過ぎる。危険とされる魔導書の主だと誤認されても、今更俺は困らないよ』
『わたしだけじゃなく、うちの子達の事でも良介に迷惑かけてるやんか』
『タダ働きじゃない、彼らには俺の私情で力となってもらった。剣士にだって、義理や人情くらいはあるさ』
『……分かった。わたしは、良介を信じる。管理局とか教会とかじゃなくて、良介のことを信じてわたしを預けるわ』

『お前本人はローゼのアホと違って、何の問題もないからな。さほど面倒というほどでもない。
ただそれはあくまで俺の私見であって、本当に何の問題もないのか分からない。だからこそ』

『どのみち明日通院の予定やったから、一緒に検査もしてもらうわ。でもほんと、元気そのものなんやけどね――足も絶好調やしな』


***



『よし、明日の飯をかけて徒競走でもやるか』
『生憎やけど、ドラゴンさんと戦うような人と競争するのはNG』





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2017年07月22日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第四十四話」予告編

リリカルなのは劇場版、本日より公開!>挨拶







***


 夜天の魔導書と蒼天の書、守護騎士達とシュテル達。厄介極まりない問題に対して、他ならぬ時空管理局側と今日の会議で折り合いがつけたのは非常に大きい。
幸運だったのは、グレアム達のような強硬派があの場に居なかった事だ。危険なロストロギアは封印すべきという主張は、次元世界の管理面で言えば正しい。ローゼの場合も悪戦苦闘させられた。
夜天の魔導書が闇の書にまで変貌したのは、悪質な改竄が行われた影響。元に戻す手段や修繕する方法がない以上、封印処置は無難かつ安全だ。反論の余地は一切ない。
闇の書が危険なロストロギアとして扱われてしまえば、その魔導書から生まれたシュテル達や守護騎士達の存在も危うくなる。守護騎士達は誕生した当時は物騒な連中だったしな、タイミングにも救われた。

根本的な解決にはなっていないが、俺にとって一番の前進はクロノ達に打ち明けられた事だろう。隠し立てしたまま発覚してしまうのが、一番最悪だったからだ。


「聖王教会側が蒼天の書を分析してデータ提供、時空管理局側は保有している闇の書の情報を提供。我々にとっては、最も有益な取引だな」
「蒼天の書はマスタープログラムである管制人格の彼女が太鼓判を押す安全性を確保しており、教会側に分析されても一切問題ありません。
蒼天の書の安全性を堂々と担保できる上で、管理局側が秘匿する闇の書の情報を入手出来るのは大きいわ」

「本来ならアタシらがいれば闇の書の情報なんぞ貰っても意味ねえんだが、改竄されているとなれば問題だからな」
「我々の主本人にも危険が及びかねない。慎重に事を進める必要がある」

 先日に引き続き、夜分遅くに集合をかけて守護騎士達に進捗状況を報告した。彼らの身辺に関わる問題なので、本人達も真剣に討論している。
大将のシグナムや参謀役のシャマルの分析は実に的確で、状況を正確に把握してくれている。比較的楽観的だったヴィータも慎重な姿勢を見せており、ザフィーラも同調している。
理想的に事を進められたのは、アリサやディアーチェの的確な指摘と意見によるものだ。何事も考える癖こそついたが、頭を使ったからといってすぐに良くなるものではない。知恵熱とか出るしな。

守護騎士達も俺と同じく、時空管理局側に闇の書の存在を伝えられた事が大きいと考えている。あくまで発覚ではなく、提供という形で。


「ユーリ達の出生については、概ね蒼天の書に起因出来そうだ。ユーリ達の強大な力が蒼天の書、つまり聖王の聖遺物によるものだと分かれば説明がつけられるからな」
「正体不明の謎の力よりも、聖王による奇跡だと捉えてもらえるのであれば僥倖だな。不明なる力ともなれば、ロストロギア等の未知に繋げられかねない」
「問題は私達ですね……いっその事全て秘密のままに出来ればいいけれど」

「アタシ――じゃなくてのろうさやザフィーラが、白旗の勢力として加わっているからな。聖王教会の今後の出方次第では、管理局側がアタシらを調べに来る危険もある」
「一連の事件の黒幕とされる最高評議会により今、時空管理局という組織全体が変革されつつある。聖王のゆりかごを保有する聖王教会との関係も見直されるかもしれん。
そうなると聖地の代表である"聖王"と、聖王が率いる白旗がどうしても注目されてしまうな」

「蒼天の書も聖遺物として扱われる以上、無関係では済まされないだろうしな。クロノ達も蒼天の書を闇の書と誤認――いや、誤認じゃないか。ともあれ、疑惑は持っていた。
連中の情報量が以下ほどなのか分からんが、グレアム達が目をつける可能性は十分ある。今アリサがアリアとの相談で、探りを入れてくれているがな」


 シュテル達と同じく蒼天の書から守護騎士達が誕生したと説明は出来るのだが、時系列肉類が生じてしまう以上強引な言い分となってしまう。つまり、確実に疑われる。
ならばシャマルの意見通りこのまま隠していればいいのだが、ヴィータやザフィーラの懸念も的を射ているので悩ましい。聖地では戦争にまで発展して、実力を見せつけてしまったからな。
全員頭を並べて考え込むが、俺が強引に話を打ち切った。何事も一昼一夜にして成らず、全て結論有りきでは焦りによって論理が破綻しかねない。今日は一歩前進できたことを喜ぼう。

「話は以上だ。状況が進展すれば逐次、お前らにも連携する。今まで通り、いや今まで以上に日常を過ごしてくれ」
「分かった、お前には本当に世話になっている。お前の足枷とならぬように、問題行動は起こさぬように努めよう」

「私達はもう一蓮托生となったのです、変に一人で悩まずに私達に相談して下さいね。何かあれば、私も力になりますとも」

「おっ、随分積極的だなシャマル。さてはお前、ようやくこいつに絆されたな」
「此奴だけが妙に頑なであったからな、喜ばしい事ではないか」

「ち、違いますよ!? この人には婚約者までいるんです、不貞は許せません。きちんと私と向き合ってもらわないと」
「えっ、俺の態度が悪い事になっているのか!?」


 管理局よりも先に、肝心な事を済ませておかなければならない。


***




「お前達の主八神はやてについては、秘密にしよう。時空管理局や聖王教会は、魔導書の主は俺だと誤認している。その誤解のままで押し通す」






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2017年07月15日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第四十三話」予告編

本日7月15日、誕生日。おめでとう、自分(´・ω・`)+>挨拶







***


 シュテル・ザ・デストラクター、レヴィ・ザ・スラッシャー、ロード・ディアーチェ、ユーリ・エーベルヴァイン、ナハトヴァール。闇から暁へと変わりゆく、紫色の天を織りなすもの。
闇の書と呼ばれる魔導書に酷似した蒼天の書から誕生した彼女達は、プログラムの使命として主を探して聖地へと降臨。紫天の盟主を求めて、戦乱の舞台を彷徨い歩いていた。
魔導書の最深部の奥深くに眠っていた旧きシステムの活動と、聖王のゆりかご起動の時期が重なった事からも、両者の関連が強い事が推測される。ただし推測であり、確かな証拠はない。

聖地を渡り歩いていた彼女達が同時期、聖地へ訪れた良介と対面。後に"聖王"と呼ばれる男を主と見初めて、偉大なる父であると認識。両者は家族となって、今に至る。


***



「――という訳だ」
「肝心な部分が全て憶測と推測でしか成り立っていないぞ、宮本」

「何度も言うように、俺に聞かれても困る。そもそもの話、聖地では何から何まで全て誤解でしか成立していないじゃないか。
最後の最後まで俺への誤解が解けなかったんだぞ、聖地では。俺も諦めて、ローゼとアギトの安全を確保すべく今在る立場に収まっただけだ」
「むっ……」






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2017年07月12日

拍手

FGO。本日より水着復刻イベント、開幕。ルート選択制なので楽しめます(´・ω・`)+>挨拶




いつもメッセージありがとうございます。
まずは、この拍手の返信をさせて頂きます。



※ヤバい、すずか迷う。どっちも良いですね。

※すずかの大人モード、甲乙つけ難し......!!
若干エリゼが優勢かな......。

※エリゼいいですなw よく見ると彼女も巨乳っぽいw

※すずかの大人モード、エリゼいいですねw うーむ、美人さん。


やはり甲乙つけ難いイメージになっていますよね、双方共に。
私としては大人モードという意味では、
エリゼが大人になったという感動もあって推したいところでですねw



※ディアーチェたちの出自を話しましたが、どうなるのか楽しみです。

※なるほど、一部を隠しながら管理局に探りを入れますか。
娘たちの素性は話しましたが、どうなるかな? 

リョウさん、38話で誤字発見。
「せめて今人間関係を気づけている人達との」→「せめて今人間関係を≪築けている≫人達との」
あと39話誤字がそこそこありましたが、差し替えミスですか?

※アリアが壊れとるw 
ユーリたちの秘密を話したけどどうなるかな? 



※良介とナハトがお風呂に入っていたら、アリアが乱入してきました!!w


良介「お前には羞恥心というものがないのか!?」

アリア「子供と一緒にお風呂に入ることくらい普通でしょう」

良介「俺が一緒にいるんだけど!?」

アリア「そうですね、早く出ていって下さい」

良介「実の親なのに!?」




※カレン「攻め担当、セーラ服ナイト!!」

カミーユ「ううぅ……なんでこんな……う、受け担当、メイド服ナイト!!」

忍「( ̄ー ̄)b」



アイシス「いよいよ来週、劇場版が公開されるわ。あたし達もこれくらいアピールしないと!」

トーマ「じょ、女装するのはちょっと抵抗があるかな、俺……」

アイシス「似合うわけ無いでしょう、冗談は顔だけにしておいてよ」

トーマ「女装には厳しいな!?」



※月刊白旗、最新号の表紙は麗しき聖王陛下の剣、アナスタシヤ・イグナティオス!!
ttps://webnewtype.com/img/old_magazine/front_201708_pes.jpg


良介「この手の雑誌に載るのは本意では無いのでは?」

アナスタシヤ「陛下の御威光を示すためであれば、喜んで好みを捧げましょう」

良介「旗は写ってないのに!?」

アリサ「広報誌と勘違いしているのかしら」



※ナハトがジャスタウェィを拾ってきましたwww



ナハト「あげるー」

ヴィヴィオ「純真な笑顔で、危険物をプレゼントされちゃった!?」

アインハルト「ヴィヴィオさんのファン、第一号ですね。ファンは大切にしなければいけませんよ」

ヴィヴィオ「チャンピオン目線で語られた!?」


※ナハトも一緒にやりたいそうですw
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm31537981


アリサ「色んな感性を持っているわね、この子」

アリア「実に良いことです。この子の秘めたるセンスを輝かせる事となりましょう」

アリサ「宇宙の破壊とか言っているんだけど?」

アリア「尊い犠牲ですね」

アリサ「ハッキリ言っちゃった!?」


※良介ー、ローゼやイレインもこのくらい可愛かったらいいのにねw
>ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm31536856


イレイン「アホの相手ばかりしていると疲れるだろう、マスターも。
アタシのような頭脳派こそ、マスターに相応しいんだよ」


アリサ「……なんだかこの子、モードレッド臭がするわ」

忍「うわっ、タイムリー」



※フィアッセが霊衣解放すると水着になるそうですw


フィアッセ「リョウスケはどんな下着がいい?」

良介「よくぞ聞いてくれた。お前にオススメなのはレディースワンピースだ!」

フィアッセ「リョ、リョウスケには珍しく具体的なリクエストだね……着てもいいけど、どうしたの?」

良介「写真集のアンケートで一位になった」

フィアッセ「読者アンケートしてる!?」




※ヒミコさんが煙龍(型月の煙草)を吸い始めるようです。


良介「何故、急に喫煙に目覚めたんだ」

ヒミコ「馬鹿な事をいうな。子供に悪影響を及ぼすタバコなぞ嗜む趣味はない」

良介「立派に煙草を買っているじゃねえか!?」

ヒミコ「紫煙をくゆらせる、大人の女性の嗜みだ」

良介「子供みたいなカッコつけ!?」



※リョウさん!前回に引き続き、昭和世代に馴染みがある、M78星雲世界のウルトラマン、
M78星雲=光の国のウルトラ族の生態に付いて解説します!
M78星雲=光の国のウルトラ族は前回解説したように、@26万年から27万年前のM78星雲人は、
我々地球人=人類と保々同じ姿形をした、所謂「ヒューマノイド=人間型」の異星人だった。
A我々地球人と似通った人型種族だったのが、 何故、今現在我々が知る姿になったのかは、
光の国の科学力と技術力の総意を集めて開発した、通称、「プラズマスパーク」と言う「人口太陽」に含まれていた、
特殊な光線の光を星の住人、国民全てが浴びて、今現在我々地球人、並びに昭和世代が知る姿へと進化、変化した為。
と言う歴史背景を解説しました。そんなヒューマノイド型宇宙人から、我々地球人、人類から見れば、
神の如き存在の巨人型の超人種族へと進化した、ウルトラ族の生態ですが・・・、
今回は「M78星雲人の人種」に付いて解説したいと思います。
リョウさんの世代ではご存知無かったかもしれませんが、我々地球人と同じように、彼らにも細かい種族、人種と言う物があるんですよ!
これも昭和の頃に存在した設定でして、当時の雑誌等で記載されていたんです。
そして西暦2006年から2007年に放映された、「ウルトラマンメビウス」を切欠に、
平成の時代にて多くの方に知られるようになったんです。
1「M78星雲人=ウルトラ族の人種は身体の色で分けられる」彼らウルトラ族の分類、人種、光の国の人工比率は、
基本的に「身体の色」で決まっているんです。その色=人種の種類は基本的に、
@銀色=シルバー族、A赤色=レッド族、B青色=ブルー族、C白色=ホワイト族、D緑色=グリーン族、
と言う計五つの人種で光の国=ウルトラの星の文明と国家は成り立っているんです。
白色のホワイト族、緑色のグリーン族、のウルトラマンは未だに出てきていないので、
ゾフィーからメビウス、ヒカリの、ウルトラ11兄弟と、ウルトラの父、ウルトラの母、ユリアンと言った、
馴染みのあるウルトラマンを中心に解説します!
2「シルバー族」その名の通り、身体の体色が銀色の人種です。
光の国の総人口では約5割から6割でこの人種が多いらしいです。また宇宙警備隊でもこの人種の隊員が多いとの事。
この人種の特徴は、@銀色の体色を中心に赤色のライン、と言った体付きをしている者が多い。
A五つの人種の中では主に超能力や光線技と言った能力に長けている。
B主に白玉色の目、所謂「初代マン顔」と言われる顔付きをしている者が多い。
C光線技や超能力と言った物だけではなく頭脳面も良い為、 様々な分野でそつなくスタンダードに活躍出来る人種。
と計4つが特徴の人種です。この人種に分類されるのは主に、ウルトラ兄弟では、@ゾフィー、
A初代ウルトラマン、B帰ってきたウルトラマン(ウルトラマンジャック)、Cウルトラマンエース、
Dウルトラマン80、Eウルトラマンメビウス、の6人と、Fウルトラの父、Gウルトラの母、
Hユリアン、と言ったウルトラ族が分類されます。
3「レッド族」その名の通り、主に身体の体色が赤色の人種です。
光の国の総人口では約3割から2割、シルバー族の次に多いのがこの人種らしいです。
この人種の特徴、シルバー族との違いは、@その人種、種族の名の通り、頭部=顔以外の全身を塗り潰し尽くすような赤い体色をしている。
A胸や肩に銀色のプロテクターの様な物が付いている。B光の国の五つの人種の中では主に身体能力や身体強度が特に優れている。
C上記のBの通り、5つの人種の中でも生まれつきに身体能力、身体強度が群を抜いて高い為、
戦闘民族、「生まれ付いての戦士」と評されるため主に戦闘職に就職する者が多い。
D主に金色に光る横長の六角形の目、所謂「セブン顔」 と、言われる顔つきをしている者が多い。
の計5つがこの人種の特徴です。また上記のBとCの生態的特徴から、宇宙警備隊の隊員はレッド族出身の隊員が多いとの事。
この人種に分類されるのは、ウルトラ兄弟では、@ウルトラセブン、Aウルトラマンタロウ、
の2人が分類されます。7 4「ブルー族」最後にこのブルー族ですが、その名の通り、主に身体の体色が青色の人種です。
この人種の特徴は、@光の国では総人口比率では約1割くらい=数が少ない少数民族。
ブルー族=青色の体色をしているウルトラマンはシルバー族、レッド族と比べて少ないとの事。
A光の国の5つの人種の中でもブルー族は非力の分類に入る。ブルー族はその数が少ない少数民族的な生態もですが、
シルバー族やレッド族のウルトラマン達と比べると、戦闘に長けていない、戦闘に向いていない能力と生態らしく、
M78星雲の5つの人種、種族の中でも弱い、非力の分類に入るらしいです。
Bブルー族は技術屋、技術畑の人種。では何に優れているのか?と言うと、
ブルー族は主に知識面、頭脳面が特に5つの人種の中でも最高順に優れているらしく、
所謂、「インテリジェンス」、技術者や科学者、研究者と言った頭脳労働が得意な者達が多いらしいです。
その為、宇宙警備隊の様な戦闘を中心とする組織、職業には、ブルー族のウルトラマンは、
メビウスが地球防衛の任務をしていた時代までにはいなかったらしいです。
この人種に分類されるのは、ウルトラ兄弟では今の所はウルトラマンヒカリしか居ません。
以上がM78星雲のウルトラ族の主な種族、人種ですが、リョウさん如何でしょうか?
@M78星雲のウルトラマンにも人種があり、主に体の体色で分類されている。
A光線技と超能力のシルバー族、戦闘民族のレッド族、頭脳と知識に優れるブルー族、 とウルトラマンにも得意不得意が在る。
Bブルー族=青い体色の人種は戦闘に、戦いに向かない、と言うのは驚きだと思います。
そんな非力な民族出身のウルトラ兄弟十一男、今現在、一番の末っ子で栄光のウルトラ兄弟にして、
兄弟では唯一のブルー族である、ウルトラマンヒカリは、ブルー族特有の科学者としての才能と、
そして非力な種族には、大変珍しい一流の戦士となれる才能も持つ、文武両道の完璧超人と言う、
ハイスペックインテリジェンスなウルトラマンなんです。


ウルトラマンにもそんな種族の違いがあるのですね。
カラーリングの違いというだけで種族が違うことには驚きですが、
冷静になって考えてみると、人間も肌の色などで人種が変わりますからね……

ウルトラマンにとって体表面は肌になるのだろうか(´・ω・`)




沢山の拍手、ありがとうございます。
後日、未返信分は改めて書かせて頂きます。
拍手は身近な話題からアニメ・ゲーム、小説のご意見や感想も受け付けていますので、
お気軽に送っていただければと思います(ぺこり)





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posted by リョウ at 21:54| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月08日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第四十二話」予告編

FGO。アガルタの女、最終決戦の連続は令呪を使わないと難しいか(;´・ω・`)>挨拶







***

 シュテル達の身元はどうにかなりそうだが、守護騎士達の身元を説明するのは難しそうだった。ローゼのように身元保証するには、爆弾を抱えている事を明らかにしなければならない。
夜天の魔導書が闇の書へと変貌したのは恐らく、悪意ある改竄が行われたからだ。シュテル達と守護騎士達との認識の違いから、双方の知識を比べ合わせれば明白となった。
つまり守護騎士達に責任そのものはないが、魔導書のプログラムである以上、本体に問題があれば時空管理局は強硬な手段に出る可能性が十分にある。

ただリスクこそ伴うがいっその事、事実を明らかにして思い切った手段に出る手もある。魔導書本体は聖王教会に保管されているのだ、教会に事実を説明して身元保証をしてもらう事も出来る。

問題は時空管理局を蔑ろにしているという点だ。ローゼやアギトについても、クロノ達の理解をかろうじて得られたからこそ聖地に乗り込めた。彼らを飛び越えてまでやっていいものか悩む。
時空管理局に所属している以上、クロノ達は最高評議会やグレアム提督達との繋がりを絶てない。どのどちらも、守護騎士達に対して理解を得られるとは到底思えなかった。


一晩考えてみた結果、俺が出せた結論はきわめて凡庸なものだった。


***



「現状報告がてら、クロノ達と話し合って来る」
「アタシらの事を話すつもりか?」

「その一歩手前だ。聖王教会に保管された蒼天の書について、見解を伺ってみる」







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posted by リョウ at 14:21| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月01日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第四十一話」予告編

FGO。新章アガルタの女、開幕。めっちゃプレイしております(´・ω・`)+>挨拶







***



 養子縁組する事を決めてアルピーノ親子は殊の外喜んでくれたが、俺としては前途多難であった。一つ物事を決めれば、問題や課題もまた生じる。1つずつ解決していかなければならない。
養子縁組先の候補は現状ナカジマ家とアルピーノ家、異世界での身元保証という点において時空管理局員の家族は最適であり最難でもあった。聖王教会の枠組みが絡んでしまうからだ。
そういう意味では養子縁組の拒否は、ある種の逃げだったといえる。他人を一切拒否して一人旅に出るのと同じ道だ。楽な道ではあるが、得られるものは少ない。
人生楽に生きるのは少しも悪い事ではないのだが、俺のような浮浪者は楽に生きれば腐っていくだけだ。トラブルを歓迎しているのではないのだが、何の目標もなく生きてはいけない。

どちらの家を選ぶのかさて置いて、養子縁組をする上でいい加減放置していた問題を解決しなければならない。

「俺は養子縁組する事にした。異世界ミッドチルダに身元を持つ上で、重要な問題があってアンタ達に集まって貰った」
「私達は、父上の子として認知されなければなりません。となれば、身元調査は確実に入るでしょう」

「お前らは闇の書から生み出された存在だからな……話ってのは、何となく分かった」

「私は将として、出来れば全員から話を聞きたかったのだが」
「ユーリはルーテシアにえらく気に入られて、そのままお泊り保育させられてる。レヴィはナハトのお守りで、ディアーチェは俺の代理で聖地に行ってる」
「お前が任せっきりにしているから、後継者を名乗るあの子も大変だろうよ」

 アルピーノ家との親睦会が行われた日の、夜。月村邸の一室を借りて、守護騎士達とシュテルに来て貰った。肝心の家の主は補習地獄で、今も宿題に苦しめられている。静かで大変結構だった。
本来であれば俺の頭脳であるアリサも同席させたかったのだが、意外と勘の良いはやてに怪しまれたくないので相手をさせている。代わりにお目付け役として、アギトが陣取っていた。
騎士達の主に内緒事なんぞしたくはないと思うのは、あくまで俺達の感傷にすぎない。物事には段取りというものがある。信頼関係とは切り離して、考えていかなければならない。

実際、集めたヴィータ達からも異論は出なかった。繊細な問題だという点では、お互いに認識が一致している。


「どこまで話すべきか、正直な所迷っている。クロノ達は法術まで知っている以上何とでも言えるし、荒唐無稽な話に聞こえても信じてくれるだろう。
俺があいつらに話していないのは――考えてみると色々あるけど、お前達に絡んでくるのは実質上一つだ」

「闇の書、だな」

 出会った頃は禁忌とまでされていた話題であったが、ヴィータ達の間に忌避感はない。いずれ生じる問題であろうことは、彼女達も認識していたのだろう。
この部屋は妹さんが護衛についているので、秘密が外部に漏れる事は絶対にない。万物のあらゆる声が聞こえる彼女に潜り抜けるのは不可能なのだ。その点は安心だった。
妹さん本人には聞かれてしまうが、妹さんが誰かに話すなんて事は天地が引っ繰り返ってもありえない。シグナム達も彼女が護衛に付く事に、まったく異論はなかった。

今までずっと聞き流していたのだが、いい加減そろそろ指摘しよう。



***




「そもそもお前らは何で、あの本を『闇の書』と呼んでいるんだ?」






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2017年06月24日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第四十話」予告編

FGO。いよいよ来週は新章が開幕ですね(´・ω・`)<ワクワク>挨拶







***


「お前らの世界のガキ共は、常に脱走したくなる衝動にでも駆られるのか」
「ママ〜、わたしのおにーさんこわいー」
「見つけてくれてありがとう。兄妹の感動の対面ね」

 すっかり迷子収容所と化した入国管理局へ、メガーヌの拾い子を引っ立てた俺達。襟首を掴んで連行した経緯に本人から文句を言われるが、生憎とレディに対する気配りが出来る英国紳士ではない。
待ち合わせ相手だったメガーヌは特に驚きもなく、我が子を連れた俺達を歓待。普通心配の一つでもしそうなものなので、案外出来レースだったのではないかと邪推してしまう。
クイントの拾い子達も脱走による経緯で知り合ったのだ、対抗したのだと考えるのは穿ちすぎだろうか。実際脱走した本人も平然とした顔をしているのだ、追求はしないけど。

とは言え一人で街中を出歩いたのだ、メガーヌも親の責任として我が子に注意した上で改めて紹介となった。

「この子が私の子供、ルーテシア・アルピーノよ。ルーテシア、この人が貴方のお兄さん。そちらの女の子が……えーと、兄の子供になるのだから――姪のユーリちゃんよ」
「よろしく、ユーリ。なかよくしてあげるね」
「ふんぞり返ってる!? お父さん、なんというか私の方がお姉さん的な感じになるのでは!」


***




「分かるぞ、その気持ち。何しろ十代の男が、年頃の娘さんにお父さんと呼ばれているのだからな」
「実の娘に、切れ味のいい切り返しですね!?」







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