2020年08月05日

「To a you side 第十一楽章 亡き子をしのぶ歌 第百十六話」予告編

いよいよ五周年ですね>挨拶




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 冥王イクスヴェリアは洗脳されてこそいるが、主をイリスと定めている――その点が、大いに災いしてしまう。
我が子ディアーチェは現代の王を名乗っており、敵対どころか共感さえしてみせた。しかしながら既に"聖王"の座を降りた俺からすれば、共感などありはしない。
相手からしてもそれは同じで、イリスは俺こそ諸悪の根源だと思っていた。だからこそある意味ユーリよりも、俺も憎悪を向けていたといってもいい。

冥王イクスヴェリアにとって、宮本良介という存在は最優先で排除すべき対象であった。

「マリアージュ、対象を変更!」
「レヴィ、迎え撃て!」

 マリアージュ群団の銃火器が全て俺に向けられたその瞬間、自身での対処を諦めた。剣はペンよりも強いが、銃火器相手では限界というものがある。
ユーリやフローリアン姉妹によって強くはなれたが、自惚れられるほど自意識は高まってはいない。剣士としての臆病さは理性よりも、本能の危機を優先した。
神速などの対応よりも、我が子への信頼が厚い。自分の技量に頼るのではなく、他人の実力に委ねる手段を俺は選んだ。

マリアージュ群団が一斉射撃するよりも早く、レヴィが射線上に割り込んでくる。

「いくぞー、"電刃衝"!」
「! 私を守りなさい、マリアージュ!」

 電刃衝はフェイトのプラズマランサーと同じく、連射が可能な雷光の弾を放つ技。無数の銃火器より発射される弾幕と、激突し合った。
レヴィが迎撃してくれた後、即座に地を蹴って駆け出したのだが、ほぼ一瞬の攻防の隙を見破られていたらしい。マリアージュに防衛を命じた。
俺の行動を見咎めた隙の無さには感心さえするが、行動を切り替えるには隙が大きくなってしまう。そのまま駆け出して、マリアージュ達に斬り込んだ。

マリアージュ達との攻防はこれが初めてではない。補給基地制圧の時も戦ったのだが、あの時からレベルがまるで違う。

そもそも冥王イクスヴェリアはマリアージュの生成は行えるが、マリアージュ群団をコントロールできたとする伝承はない。あくまで過去の伝記による事実でしかないが。
手足のように駆使できる操作性に加えて、ゆりかごの補助を最大限に受けて覚醒している。マリアージュの能力も比べ物にならないほど、高まっていた。
一人一人的確に斬り飛ばしていくが、反撃にあって足を止められてしまう。稼がれた時間を利用して、イクスヴェリアには防衛体制が敷かれていた。


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思い切った手段に出る必要がある――俺は生命の剣セフィロトを掲げた。



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posted by リョウ at 14:55| 大阪 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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