2020年04月30日

「To a you side 第十一楽章 亡き子をしのぶ歌 第百二話」予告編

いよいよ来週(エア)コミケですね。新刊用意しておりますので、よろしくおねがいしますm(_ _)m>挨拶




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 ロード・ディアーチェ、聖王の後継者を自負する闇統べる王の戦いは圧巻の一言であった。
魔導殺しの技術が注ぎ込まれた量産型、人型兵器である軍隊を一人で蹴散らしている。AMF空間の中で自由自在に魔導を行使する彼女は、美しくさえあった。
リインフォースの話だと、AMFとはそもそも魔導師が使用する魔法を無効化するフィィールド系魔法防御。範囲内の魔力結合や効果発生の無効であり、魔力エネルギーは掻き消されてしまう。

それは魔力弾や盾だけでなく、足場や飛行魔法も阻害されてしまうのもあるが――

『ちっ……ユーリやシュテルとは連絡が取れないか。外の状況を知りたいが、魔導殺しとはなかなかに厄介な代物だな』

 ――何よりも、ゆりかごが発するAMF濃度によって念話さえも妨害される。何とも歯がゆいが、黒幕が活動し始めた戦場の状況を知る術が彼女にはなかった。
実を言うとこの点については、我が子であれど弁護できない失態がある。シュテルを筆頭にCW社が開発した新技術の中には、通信機器の革新的発展があったのだ。
そもそも念話が妨害される点は時空管理局や聖王教会という巨大組織において由々しき事態であり、通信阻害はまず真っ先に解消されるべき問題である。CW社は当然、問題点を解消していた。

時空管理局地上本部のトップであるレジアス・ゲイズ中将が我が社の新技術を採用して下さったのは、何も新兵器だけが目当てではない。この通信機器にも目をつけてくれていたのだ。

シュテルも新兵器と一緒に持たせようとしていたのだが、丸ごとセットでディアーチェ達が断ったせいで渡せなくなってしまったのである。
ユーリ達の実力をシュテルが信頼していたというのも大きかったし、何より俺が戦線離脱する羽目になるとは夢にも思わなかったのだろう。

俺が前線に立って状況把握していれば問題ないと、高を括っていたのだ。この点については今後の反省点として、副隊長のオルティアと議論する必要がある。


『随分足止めさせられたが、塵芥共は大方蹴散らした。派手に暴れまわったおかげで注意をひけて、ゆりかごの戦力を我に集約できたのは大きいな。
……どうせあのアホのことだ。盛大に道に迷って、盛大に道草食っておるだろうしな』

「宮本家の長女はしっかりものだな」
「安心して見ていられる」

 頭痛を堪えながら所感を述べるディアーチェに、状況が追いついた俺達が二人してしんみりとした感想を述べる。次女の事をよく分かっている。
レヴィの魔導殺し対策は身体強化というシンプルさなので、軍隊行動に出られると本人が実力者であれど時間を消費させられる。一挙殲滅といった行動に出れないからだ。
加えてレヴィ本人が単純な性格の持ち主なので、一体ずつ殴って破壊すればいいと、わざわざ相手にしていたので多大に時間がかかっていたからだ。道についても迷わないように一直線だったしな。

その点ディアーチェの取った方法は、エルトリアの驚異的な解析力より自身の魔導構成力を進化させるという天才的戦術であった。

自分の魔導が分析されたら都度進化させていくという暴力的なやり方であり、ディアーチェほどの王の器でなければ絶対に行えない戦術である。
分析する度に暴力的な速さで進化する敵を相手にさせられたとあっては、イリスの軍隊も気の毒と言うしかない。戦えば戦うほど、敵が強くなり続けるのだから。



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その結果がテレビ画面に映る――屍の、山。ロード・ディアーチェに歯向かった兵器達が、一切の慈悲もなく壊滅させられていた。




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posted by リョウ at 13:31| 大阪 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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