2017年08月12日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第四十七話」予告編

FGO。水着ネロ様、見事にゲットしました。この調子で水着オルタ様を迎えますぜ(ΦωΦ)フフフ…>挨拶









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 寵愛されていると聞いていたのだが、彼女は別室で待機させられていた。プライベートルームへの入室は、セレナ以外許されていないらしい。
俺の場合高貴なカリーナお嬢様への面会が許されたというより、時代劇のお役人様よろしく引っ立てられたという印象が強すぎる。聖地へ来るなり、強制連行させられたからな。
別室は愛らしいぬいぐるみや玩具、アンティーク品等で満たされており、お嬢様のお気に入りが並べられている。女の子の理想とも言える愛らしい部屋も、戦士の休息には到底向かない。

ゆるキャラ効果によりお嬢様から快くご許可頂けて、魔龍の姫プレセア・レヴェントンとの面会が叶った。

「大事にされていると聞いていたんだが、心なしか痩せた印象があるな」
「生き恥を晒して飼い殺しにされている日々だ、痩せ衰えもする」

 聖地を舞台に、互いの生死をかけた一大決戦を行った相手。恐るべき魔龍の戦士プレセアは首輪に繋がれて、自らを売った相手に容赦なく牙を剥いた。
飼い殺しの日々に追いやった怨敵に逆上しないのは、曲がりなりにも戦士としての矜持があるからだろう。敗北を受け入れることこそ、敗者に与えられた唯一の誇りなのだと分かっている。
見境なく牙を向けるようでは、野良犬と変わらない。剣士が武士としての身分を与えられたのは、辻斬紛いの真似事をしなかったからだ。剣士は剣を振るうのであって、剣を振り回す者ではない。

並々ならぬ殺意を向けつつも、冷静に相対する彼女は紛れもなく龍の王者であった。

「戯れに我の元へ足を運んだのではあるまい。我が一族より使者が送られた事は、我の耳にも届いておる」
「……自身の進退には興味がなさそうだな」
「我は貴様に敗北した。敗者の我を勝者である貴様がどうしようと、我の関知する事ではない」

 使者が何を望もうと――龍の一族が何を願おうと、所詮は民の声に過ぎない。絶対王者として君臨していた姫は、己の矜持を第一とする。戦士の一族としての礼儀であった。
民主主義国家に生まれた俺からすれば理解し難き意思であるが、剣士としての生を歩む者からすれば共感出来る部分もあった。他人か自分か、俺は常に己に問いかけていた。
最近では他人を優先する事が多かった自分でも、常にこの選択肢は脳裏に浮かぶ。絶体絶命時に剣を捨ててまで我が子を助けた未熟者であろうとも、やはり自分はなかなか捨てられない。

栄光を掴んだ者からすれば一族を率いる立場であろうと、王としての矜持を優先するのだろう。その強さこそが、百姫夜行の世界を生きる手段なのだから。


「龍姫プレセア・レヴェントンと、魔龍バハムート。聖地を乱を招いたお前達の罪は重く、聖地の民達も処刑を望む声が出ている」
「ふん、神の慈悲を唱える者達であろうと所詮は人間。恐怖は信仰では乗り越えられまいよ」


 プレセアは鼻で笑い飛ばし、俺は無言で肯定する。神を信じぬ者からすれば、神を信じる者達の崇高な念は理解出来ない。素手で生きる術を、俺達は知らない。
神の慈悲をどれほど訴えようと、いざ自分達の命が脅かされれば、刃による断罪を望む。彼らはその贖罪を天罰と呼び、俺達は処刑であると断ずる。
ミッドチルダにおける法は次元世界にまで広がる分、複雑であり怪奇でもある。重犯罪者を許す寛容さと、軽犯罪者を裁く無情さを、矛盾を孕んで法に刻んでいる。

聖王教会は今でも論議を続けているが、平行線を辿っている。分かりきった結論である。先延ばしにし続けたその先に――



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"聖王"による、鶴の一言を待っている。






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posted by リョウ at 18:48| 大阪 ☀| Comment(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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