2017年07月22日

「To a you side 第十楽章 田園のコンセール 第四十四話」予告編

リリカルなのは劇場版、本日より公開!>挨拶







***


 夜天の魔導書と蒼天の書、守護騎士達とシュテル達。厄介極まりない問題に対して、他ならぬ時空管理局側と今日の会議で折り合いがつけたのは非常に大きい。
幸運だったのは、グレアム達のような強硬派があの場に居なかった事だ。危険なロストロギアは封印すべきという主張は、次元世界の管理面で言えば正しい。ローゼの場合も悪戦苦闘させられた。
夜天の魔導書が闇の書にまで変貌したのは、悪質な改竄が行われた影響。元に戻す手段や修繕する方法がない以上、封印処置は無難かつ安全だ。反論の余地は一切ない。
闇の書が危険なロストロギアとして扱われてしまえば、その魔導書から生まれたシュテル達や守護騎士達の存在も危うくなる。守護騎士達は誕生した当時は物騒な連中だったしな、タイミングにも救われた。

根本的な解決にはなっていないが、俺にとって一番の前進はクロノ達に打ち明けられた事だろう。隠し立てしたまま発覚してしまうのが、一番最悪だったからだ。


「聖王教会側が蒼天の書を分析してデータ提供、時空管理局側は保有している闇の書の情報を提供。我々にとっては、最も有益な取引だな」
「蒼天の書はマスタープログラムである管制人格の彼女が太鼓判を押す安全性を確保しており、教会側に分析されても一切問題ありません。
蒼天の書の安全性を堂々と担保できる上で、管理局側が秘匿する闇の書の情報を入手出来るのは大きいわ」

「本来ならアタシらがいれば闇の書の情報なんぞ貰っても意味ねえんだが、改竄されているとなれば問題だからな」
「我々の主本人にも危険が及びかねない。慎重に事を進める必要がある」

 先日に引き続き、夜分遅くに集合をかけて守護騎士達に進捗状況を報告した。彼らの身辺に関わる問題なので、本人達も真剣に討論している。
大将のシグナムや参謀役のシャマルの分析は実に的確で、状況を正確に把握してくれている。比較的楽観的だったヴィータも慎重な姿勢を見せており、ザフィーラも同調している。
理想的に事を進められたのは、アリサやディアーチェの的確な指摘と意見によるものだ。何事も考える癖こそついたが、頭を使ったからといってすぐに良くなるものではない。知恵熱とか出るしな。

守護騎士達も俺と同じく、時空管理局側に闇の書の存在を伝えられた事が大きいと考えている。あくまで発覚ではなく、提供という形で。


「ユーリ達の出生については、概ね蒼天の書に起因出来そうだ。ユーリ達の強大な力が蒼天の書、つまり聖王の聖遺物によるものだと分かれば説明がつけられるからな」
「正体不明の謎の力よりも、聖王による奇跡だと捉えてもらえるのであれば僥倖だな。不明なる力ともなれば、ロストロギア等の未知に繋げられかねない」
「問題は私達ですね……いっその事全て秘密のままに出来ればいいけれど」

「アタシ――じゃなくてのろうさやザフィーラが、白旗の勢力として加わっているからな。聖王教会の今後の出方次第では、管理局側がアタシらを調べに来る危険もある」
「一連の事件の黒幕とされる最高評議会により今、時空管理局という組織全体が変革されつつある。聖王のゆりかごを保有する聖王教会との関係も見直されるかもしれん。
そうなると聖地の代表である"聖王"と、聖王が率いる白旗がどうしても注目されてしまうな」

「蒼天の書も聖遺物として扱われる以上、無関係では済まされないだろうしな。クロノ達も蒼天の書を闇の書と誤認――いや、誤認じゃないか。ともあれ、疑惑は持っていた。
連中の情報量が以下ほどなのか分からんが、グレアム達が目をつける可能性は十分ある。今アリサがアリアとの相談で、探りを入れてくれているがな」


 シュテル達と同じく蒼天の書から守護騎士達が誕生したと説明は出来るのだが、時系列肉類が生じてしまう以上強引な言い分となってしまう。つまり、確実に疑われる。
ならばシャマルの意見通りこのまま隠していればいいのだが、ヴィータやザフィーラの懸念も的を射ているので悩ましい。聖地では戦争にまで発展して、実力を見せつけてしまったからな。
全員頭を並べて考え込むが、俺が強引に話を打ち切った。何事も一昼一夜にして成らず、全て結論有りきでは焦りによって論理が破綻しかねない。今日は一歩前進できたことを喜ぼう。

「話は以上だ。状況が進展すれば逐次、お前らにも連携する。今まで通り、いや今まで以上に日常を過ごしてくれ」
「分かった、お前には本当に世話になっている。お前の足枷とならぬように、問題行動は起こさぬように努めよう」

「私達はもう一蓮托生となったのです、変に一人で悩まずに私達に相談して下さいね。何かあれば、私も力になりますとも」

「おっ、随分積極的だなシャマル。さてはお前、ようやくこいつに絆されたな」
「此奴だけが妙に頑なであったからな、喜ばしい事ではないか」

「ち、違いますよ!? この人には婚約者までいるんです、不貞は許せません。きちんと私と向き合ってもらわないと」
「えっ、俺の態度が悪い事になっているのか!?」


 管理局よりも先に、肝心な事を済ませておかなければならない。


***




「お前達の主八神はやてについては、秘密にしよう。時空管理局や聖王教会は、魔導書の主は俺だと誤認している。その誤解のままで押し通す」






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posted by リョウ at 19:56| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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