2015年08月01日

「To a you side 第九楽章 英雄ポロネーズ 第三十七話」予告編

VITAちゃんで面白いRPGがやりたい(ジタバタ)>挨拶
































***


 カレドヴルフ・テクニクス社の創設、次世代武装端末「CW-AECシリーズ」の開発発表。次元世界全土に発表されたニュースにより、連日連夜取材陣に追われる事となった。
1990年代のパソコン用OS発表を超える騒ぎだと忍は大笑いしていたが、本人としては堪ったものではない。社長秘書を名乗るセレナさんが対応してくれたので、馬脚を現さずに済んだけど。
他勢力は断固として反対したが、カレドヴルフ・テクニクス社長に就任した俺の提言により復活祭開催が決定。庶民の鶴の一言がカレイドウルフ大商会により、世界的企業の社長宣言となった。
もしも首脳会談開催直後に発表していたら、これほどのインパクトは与えられなかっただろう。最強にして最高のタイミングでの発表、カリーナお嬢様の手腕が遺憾なく発揮された。
俺としては呆然とするしかない。世界中が俺を騙しているのではないかと、今でも疑っている。物陰からドッキリの札でも掲げて現れてくれないだろうか。

しかし事実は小説より奇なり――俺が認められた証として、人質が開放された。

「ただいまっす!」
「軽いな、おい!?」

 棒つきキャンディを手に帰ってきたウェンディを見て、俺は素っ頓狂な声を上げてしまう。送り出された際に魔女から貰ったとの事で、ゴキゲンで甘い飴をしゃぶっている。殴りたい。
首脳会談が終了した段階で送り出されたとの事で、俺がマスメディアに囲まれている時に妹さん達が保護してくれたらしい。怪我一つなく、憔悴している様子もない。
得体の知れない虫に刺されて操られたのだ、さぞ怖かっただろうに本人はケロリとした顔をしている。というのも、

「絶対助けてくれると信じてたのもあるんすけど、何より――トーレ姉が側にいて、守ってくれたっすから!」
「私如きに勿体ない御言葉。ありがとうございます、王太女殿下」
「トーレも解放されたのか、話はチンクから聞いているよ。ウェンディを守ってくれて、ありがとう」
「申し訳ございませんでした、陛下。"ライドインパルス"であの魔女と刺し違える事も出来たのですが、王太女殿下の身の安全を考えると――」
「いいんだよ、それで。懸命な判断をしてくれる人が仲間だと、俺も心強い。博士が魔女対策に取り組んでくれているから、二人共後でウーノの所で治療と検査を受けてくれ」

 首脳会談の顛末がよほど魔女のお気に召したのか、ウェンディの護衛として自ら捕らわれていたトーレまで一緒に開放してくれた。こちらは精神的に落ち込んでいるが、外見上傷一つない。
どういう訳か魔女はウェンディを自分の妹のように大層可愛がり、膝の上に乗せて一緒に遊んでいたようだ。クアットロの干渉は、トーレが睨みを付けて寄せ付けなかった。
魔女の拠点そのものは割り出せたが、奪われたガジェットドローンや保有戦力等の行方は一切不明。魔女にはあのガリューが付いており、余計に手出し出来なかったらしい。
情報としてはプラスにはならない。あいつの家なんて、俺が聞けば簡単に答えるだろう。自分に閉ざす扉はない、俺が無視しているからストーキングを繰り返すのだ。

セッテは即座にクアットロを追ったが、見失う。どうもあいつの能力とやらに翻弄されたらしく、殺気を漲らせながらとぼとぼと帰ってきた。可哀想に。

魔力を物理エネルギーとして変換、CW-AECシリーズの根幹となる思想。幼稚園児でも思い付く発想だと思うのだが、無事に人質が解放された以上クアットロでさえ認めた発想であるらしい。
全世界のあらゆる企業が経済支援や提携等で殺到、懇意にしている時空管理局や聖王教会からも問い合わせがあった時、カリーナお嬢様とセレナさんが実に悪そうな笑顔を浮かべていた。
この最新型武装端末は魔導世界ミッドチルダでは法に抵触する難しい構想であるらしく、法や神の組織との深い繋がりが必須であるらしい。二人はあろうことか、俺を仲介役としている。
あの二人には色々問い質してやりたいのだが、カリーナお嬢様は"カレイドウルフ"の対応、セレナさんは"カレドヴルフ"の対応に追われている。俺の社会的立場を守る為なので、文句は言えない。


***






こうして俺が次元世界に奔走されている中、仲間達もまた負けじと色々動いてくれているようだ――









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posted by リョウ at 11:14| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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