2015年02月05日

「Eternal Advance Chapter 20 "My Home Is Your Home" Action7 温泉」予告編

iPhone6、バッテリ長持ちし過ぎワロタ>挨拶












***


 ニル・ヴァーナ艦内で起きた一連の出来事の全報告が全く同時刻に送られてきて、メインブリッジにいたマグノやブザムが頭を抱える結果となってしまった。
マグノ海賊団を統括する両名に本当の意味での休日はないにしろ、長期停泊中の現在打ち合わせも終わって、ゆとりある時間を送っていた最中だったのだ。
休暇が取れない自分達とは違い健やかな休暇が与えられている若者達が、落ち着きなく各所で問題を起こしている。若さというものを嘆くべきか羨むべきか、マグノは真剣に悩んでしまう。

ブザムも頭の痛さに顔をしかめているが、ともあれまずは緊急性の高い地点より対策に取り掛かる。


「お湯が出ている?」
『イエス、マム』

 クリーニングチーフのルカが頷くのを見て、ブザムは理解に及ばず首を傾げる。落ち着いた素振りだが、通信画面越しからは激しい噴出音が聞こえてくる。
同じ場所で作業していたであろう警備チーフの叫び声が、背景から木霊しているのが笑いを誘う。どうやら噴出そのものは、単純には止められないようだ。
このまま放置するとかつて瓦礫に埋まっていたカイ達の部屋が、今度はお湯に埋まる羽目に陥ってしまう。彼らの寝処探しは、延々と続くことになってしまう。

マイペースなルカのほうれんそうは常に要領を得ないが、礼儀を逸しているのではない。問題が起これば、こうしてすぐ報告を行ってはくる。

「水道管が外れたと聞いているが、水道の元栓を閉められないのか」
『閉めているのに、この通り』
「何だと……!?」

 ルカはクリーニングの専門職、水仕事については清掃面のみならずあらゆる面に長けている。驚き慌てる警備チーフを尻目に、彼女は早速対処に取り掛かった。
水道管が壊れる事態は珍しいが、水道が壊れる事はたまにある。マグノ海賊団のアジトは隠密性に優れているが、機能面はあらゆる箇所で脆い。
隠れ家に一流の設備を求めるのは難しく、水道も間に合わせの上に多用される。蛇口が壊れたりして、水が止まらなくなる事もあったのだ。

その為修繕そのものの専門家ではないものの、水道の整備くらいは行える。今の事態は、行った結果なのである。


「つまり、水道管を外したことによる事故ではないと?」
『水道管を外した事がとどめとなったと思われる。元々問題のあった水道管をこれまでカイ達が使用し、無人兵器侵入による事故で欠陥が生じた。
その後改修はされていたが作業途中のまま長く放置していた為、再び欠落が生じたと思われる』
「やれやれ、メイアの懸念が現実となったね」


 耳を引っ張られて泣いているディータを連れて、マグノに大掃除の許可を求めに来たメイア。彼女はニル・ヴァーナ各所の問題点を洗い出し、放置されている現状を指摘した。
指摘自体は正しいが、珍しく鼻息の荒いメイアに気圧されつつもマグノやブザムが承認。再びディータを引っ張って、メイアはニル・ヴァーナの大清掃を皆に促した。
彼女はライフラインの欠陥を問題視していたのだが、その一つが浮き彫りになった形である。

水道管の故障、今現在使用されていない部屋の事故だが笑い事ではない。

「パルフェ達や整備の人間には連絡したのかい?」
『連絡済み。ただし修繕だけではなく、調査も依頼』
「調査……水道管の?」
『先程報告した通り、お湯が噴き出してる。温度も高く、匂いも妙。何か含まれているかもしれない』

「――なるほど、それで緊急の連絡か」
「ニル・ヴァーナはアタシらの海賊船と、男共の軍艦が合体したもんだ。カイ達の話だと、野郎共の軍艦は植民船が使用されているらしいからね。
この広い船の中、全部確認した訳じゃない。何が含まれているのか、分からないよ」



***







ニル・ヴァーナのエネルギー源であるペークシス・プラグマも、軍艦の中で眠っていた。侵入した無人兵器の残骸、植民船時代の古びた物資類もある。混ざれば一大事だった。








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posted by リョウ at 00:11| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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