2014年10月29日

「Eternal Advance Chapter 18 "Potentially Fatal Situation" Action22 底力」予告編


閃の軌跡2、終章完了。マジかよ、この展開……(´・ω・`)>挨拶












***

 カイは今まで、仲間の死を経験したことがない。けれど、体験したことは数知れずあった。

砂の星、地球に刈り取られた後の惑星。既に滅んでしまっていたが、滅ぶ前だったらどうなっていただろう。単純なタイミングの差でしかない。
水の星、アンパトスの住民。生贄を望む彼らに、希望を見せた。意図的ではない。幸運に救われていなければ、彼らはあのまま捧げられていた。
メラナスのセラン、彼女も母艦の攻撃を受けて死に掛けた。助かったのは偶然であり、奇跡にすぎない。ラバットが救援に来なければ、間違いなく死なせてしまっていただろう。
病気の星、一人では絶対に救えなかった典型。犠牲者を出していないのは、その場限りだけだ。来る前も、言った後も、きっと誰かは死んでいる。

死神を追っていたのか、それとも追われていたのか――前か、後か。結局はそれだけだったのかもしれない。だからこそ、常に生死は紙一重であった。


(何故――)


 偽ヴァンドレッドに踏み潰された、ジュラ機。黒煙を上げる仲間の期待を目の当たりにしながらも、カイの胸に湧き上がるのは怒りではなく、疑問だった。
仲間の死への疑問ではない、敵の生への純真な疑問。何故仲間が死んだのか、ではなく、何故敵が生きているのか、カイには分からなかった。
母艦のシステムは、ウイルスの感染で停止している。あのウイルスはペークシス・プラグマを完全停止させるタイプ、ヴァンドレッドシリーズは真っ先に影響を受ける筈なのだ。

偽物は、本物を忠実に再現している。メカニズムも詳細は明らかではないが、酷似しているだろう。絶対に停止していなければおかしい。


(――何故――)


 ウイルスを除去するためには、パスワードが必要だ。他のやり方ではその場のクリーニングは出来ても、感染を防げない。地球へメッセージを渡さない、最強の防衛ウイルス。
パスワードは赤ん坊の鳴き声、生まれた命の祝福が必要。人間を狩るしか出来ない者達に、人間の讃歌を唄うことは不可能だ。
ウイルスを仕込んだピョロのミスも、ありえない。本作戦の最重要フェーズ、彼も理解している。徹底もしている。急かしたが、焦らずに仕事をしてくれた。

ウイルスは、完璧だった。


(――何故)


 自分の立てた、仲間を守るための作戦。仲間とも何度も話しあった。絶対に仲間を死なせないために、絶対に敵を倒す為に、熟議をして熟考を重ねた。
完璧ではなかったが、幸運には恵まれた。予想外が起きてしまったが、予想以上に順調でもあった。敵の懐に飛び込んで、敵の脳を破壊出来たのだ。それなのに――


――脳……脳みそ? 


「まさか、再利用したのか」
「カ、カイ……?」

***









「刈り取った人間の脳を、"プログラム"に組み込んだんだ!」







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絶賛プレイ中(´・ω・`)+
posted by リョウ at 22:18| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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