2013年10月23日

「Eternal Advance Chapter 18 "Death" Action3 会議」予告編

銀歯をかぶせた歯が疼く。噛み合わせが悪いのかしら(´;ω;`)ウッ…>挨拶
















***

 刈り取り襲撃時は、基本的に作戦会議は行わない。正確に言えば、時間がないので行えない。敵は神出鬼没、学習能力もあって常に千差万別で襲い掛かってくる。
苦戦を強いられるのは性能による差もあるが、早さによる差も大きい。向こうは準備万端、こちらは大慌てで出撃となれば、どうしても後手に回ってしまう。
作戦会議室はいつも反省会で使用されるのが殆どであり、戦闘前も戦闘後も嫌な気分にさせられる。最終的には勝利しているのだが、敵に先手を打たれてばかりでは不愉快極まりない。

だからこそ、今日という日は意気揚々で各メンバー全員が集まっていた。

「リズが教えてくれたガス星雲に、間もなく到着する。母艦との衝突も差し迫っているので、今の内に作戦会議を行っておく」

 議長席にはカイ・ピュアウインド、議題進行役にメイア・ギズボーン。最前列にマグノを始めとする最高幹部達、後列にはドレッドチーム全員が揃っている。
作戦補佐として各部署の主立った面々が参席、ニル・ヴァーナ操舵中のバート及びブリッジクルー達は通信モニターにて全員顔を出している。監修役にはドゥエロ、そしてソラとユメ。
新米リーダーであるディータは会議に参加したかったミスティに取りつかれて、二人仲良く座っていた。

非戦闘員を除いて、ほぼ全員が集まった形である。そうそうたるメンバーを前にして物怖じはしていないが、カイは気は引けていた。

「――というか、俺が議長でいいのか?」
「お前が提唱した作戦だろう、実際の指揮は私が取る。皆も、それでいいな?」

「というか、何だかんだ言っていつもあんたが作戦立ててるじゃない」
「いつもみたいに、急に無茶な事させられるよりはマシ」
「なんかもう、いちいち目くじら立てるのも馬鹿らしくなってきたしね。早く、説明して」

 メイアが促した途端、ドレッドチームの女の子達が苦笑いを浮かべて囃し立ててきた。ディータなんて大賛成だと言わんばかりに、嬉々として拍手までしている。
カイの立てる作戦は常に難易度が高く、土壇場による思い付きで細部が詰められていないものが多い。作戦を成功に導いているのは、目の前の麗しき女性パイロット達である。
逆に言えば彼女達の腕を信頼しているからこそ、どんな無茶な作戦でも実行に移せる。お互いの信頼無くして、成り立たないのである。

友好が深まったところで、本題に入った。

「作戦の詳細及び個々人の役割については後でデータで送るが、ひとまず作戦の概要を説明しておく。
ソラ、リズより提供されたガス星雲に関するデータマップを表示。ユメ、母艦の進路予想図を経路図マーカーと一緒に出力してくれ」

「イエス、マスター」
『はいはーい、ますたぁー』

 同盟を組んだラバットの口添えやマグノ海賊団からの技術提供もあって、リズより貰い受けた情報は精度の高いデータであった。
リズ本人は結局最後まで友好的にはならなかったが、利害関係は結べている。肝心の取引において、彼女は卑怯な妥協はしなかった。データについても、嘘は一切ない。
むしろ母艦の具体的な進路を知っているユメのデータこそ勘繰られたのだが、最終的に彼女が懐くカイへの信頼が勝って何とか採用された。

地球母艦を破壊する、大規模な作戦。その要である二つのデータが、メンバーの前に表示された。

***




作戦が、始まる。




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posted by リョウ at 00:56| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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