2009年05月26日

月末

うう、眠い>挨拶


先週は休日出勤、そして今週は納期前で残業の連続。
利益の出ない仕事でサービス残業扱い、ボーナスも危機的な不況。

……しょ、小説をせめて書かねば、寝て起きて仕事になる……(よろよろ)


***

 新しい朝が来た。希望の朝とは言い難いが、良い天気ではある。
隠れ家として利用させて貰っている船内で一晩、追われる身でありながらグッスリ眠った。
我ながら図太いと思わないでもないが、休める時に休んでおいた方がいい。
これから、忙しくなるのだから。

「さて、今後の行動方針について決めておこうと思う。俺達はアリスを助けると決めた。
その具体的な方法をこれから説明するので、意見があれば聞かせてくれ」

 結晶船内のレストルームに今、全員が集まっている。
船旅に疲労した人達向けの部屋はやや狭いが、落ち着いた空間を演出している。
朝日が昇ったばかりの時刻だが、皆問題なく起床。寝起きでダレた人間は一人もいない。
異世界組は基本的に規則正しい生活で健康的、氷室さんも同様。葵はむしろテンションが上がっていた。

「友がやる気になってくれたのは喜ばしい事だ。
これより我々は民を虐げる意地悪な王妃と戦い、真の後継者であられる姫君を王とするのだな!」
「小人の役割じゃないからな、それ。俺達は国には一切関わらない」

 キッパリと否定する。今回の事件は非常にデリケート、方針は明確にしておく。
昨晩も話し合った末の結論だが、具体的には語っていない。
アリスの友人としてどう戦っていけばいいのか――葵自身もやる気だけが空回りしていた。

「しかしだな、友よ。彼女の国の民は今も苦しんでいるのだぞ」
「村を救うのと訳が違うんだぞ。敵を倒せば済む話じゃない。貧窮した国の改革なんて何年、何十年もかかる。
大学生の俺達に出来る事じゃない」
「国家の革命ともなれば、それこそこの世界に骨を埋める決意をしなければならないか……」
「俺は自分の世界に帰る。覆すつもりはない」

***


 葵は楽天家で夢想家だが、傲慢ではない。
自分の夢に友人の人生を犠牲にしたりはしない。
だからこそ、子供の頃からこうして付き合えている。



異世界に渡っても、一緒に。



→私のHP





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御買い上げ頂いた方への感謝として、
『To a you side 外伝Σ 機械仕掛けの人形達と孤独の剣士』を執筆
漫画の最終ページにパスワードがありますので、
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posted by リョウ at 21:30| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 就職 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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