2020年10月22日

「To a you side 第十一楽章 亡き子をしのぶ歌 第百二十七話」予告編

まさかクリスマスイベント復刻が先にくるとは……(´・ω・`)>挨拶




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 ――元々自分が一刀だったのに、拘り自体は特になかった。
有名な流派に入れるほどの生まれ育ちではなく、剣を持つようになったのも孤児院時代のチャンバラゴッコの延長でしか無い。
血筋も学歴も何もなかった自分が誇れるのは、チャンバラゴッコ無敗の記録でしかなかったと言うだけだ。そのまま卒業も出来ず、孤児院を出て一人剣を振り回して生きてきた。

子供の頃に卒業するべき事なのだが、大人になった今必要となったのは皮肉というべきだろうか。

「ソニックシューター!!」

 球状のエネルギー弾を無数に生み出して、次々と投げて攻撃してくる。致命打にならずとも、数多く喰らえば全身穴だらけになるだろう。
星々が頭上から降り注ぐ脅威を前にして、俺は無手から剣の構えを取る。夜空の星が落ちてきた錯覚に襲われながら、刀を使うことを強くイメージする。
刀であれば、切り払える。生命の剣セフィロトが手元にないからこそ出来る、この技。一刀で切り飛ばす本来のスタイルではなく、二刀の小太刀を連想する。

御神流、正統奥技――小太刀二刀流。

「"虎乱"」

 二刀の小太刀をイメージしているからといって、手から刃が飛び出してくるのではない。無手の構えにより、剣を振るイメージで身体という刃を振るうのだ。
御神流の技の1つである虎乱は、二刀より放たれる連撃である。奥義ではなく二刀流では基本的な技なのだが、美紗都師匠ほどの達人が振るえばドラム缶でも叩き斬れる。
縦横無尽に襲いかかってくる魔弾を、全身をフルに使って手足を自由自在に操り、捌いていく。本来脳のイメージに肉体がついていけないのだが、この身体は別である。

師匠より与えられた強さの知識レベルに、ユーリタチより与えられたこの身体であればついていけるのだ。

「ミドルレンジの射撃――どこまでついていけますか!」

「死にものぐるいで、食らいついてやるとも!」

 聖王オリヴィエの火力は圧倒的であり、一回の剣士が捌ける桁数では絶対にない。銃火器相手では対抗できないから、剣は廃れていったのだ。
御神流であれど、例外ではない。この流派は個人的に世界最強の建議だと思っているが、世界から見ればただの思いこみだろう。
事実恭也や美由希、あの美紗都師匠であっても剣以外の道具も使っている。俺だってアギトやユーリ達、高町なのは達の魔導に頼って何とか戦えている。

純粋な剣技では、銃火器には勝てない――だから剣以外のあらゆる全てを、使う。


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自分の感覚さえも、武器にして。



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posted by リョウ at 18:05| 大阪 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする