2020年09月17日

「To a you side 第十一楽章 亡き子をしのぶ歌 第百二十三話」予告編

FGO、まさかバニー祭が開催されるとは思わなかった(゚A゚;)ゴクリ>挨拶




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 ――普通に、元気だった。何というか、元気いっぱいに画面越しの俺に向かって手を振っている。

非常時において不謹慎ともいえる態度だが、場違いなあの子の笑顔は地獄の中で仏を見つけられた気分だった。我が子であれば、特に安心させられる。
完全に破壊された筈のイリスも唾だらけではあるが、一応再生は果たしているようだ。あいつは一度ナハトに取り込まれているから、データが保存されていたのかもしれない。
一欠片でもあれば再生可能なアイツの無限再生機能は、イリスのようなユニット関係には無敵だった。

それはまあいいとして――

「何であいつ、あんなに元気なんだ。荒御魂ほどの怨念であれば、人でなくても汚染されてしまう筈なんだが」

 実際、マクスウェル所長が軍需産業用に生み出した人型兵器の大群は完全に沈黙している。ヴィータ達が相手にしていた量産型や固有型も地面に転がっていた。
敵側だけが倒れていればある意味ありがたい話なのだが、見事にヴィータ達まで沈黙している。怨念とは何も肉体だけに作用する性質ではない。
魂にまで悪影響を及ぼすのを顧みれば、むしろ魔導的要素で生み出されたヴィータ達の方が深刻かもしれない。

そんな中で、ナハトヴァールは鼻歌交じりにイリスの介抱を行っていた――かなりの力技で、当の本人はとても迷惑ではあるけれど。

「父上によく似たあの子は祖母殿にとても可愛がられていたので、よく一緒に遊んでおりました。それで」
「待て、こんな状況で問いただすのも何だが……祖母殿?」
「はい、父上の母君なので」

「……お前らがそうやってあの母親気取りを持て囃すから、あいつの誤認が深まったんじゃないのか」

 怨霊を刺激しないように注意していたが、せめて根底の誤解である俺の母親疑惑をそれとなく否定していくべきだったのではないだろうか。
なまじ混乱させないように警戒する余り、本当に俺の母親であるかのように接していたために、あいつの誤解は極まってしまった気がする。
今更言っても詮無きことではあるのだが、まさかこれほどのトラブルに発展するとは夢にも思っていなかった、

まさに文字通り、後の祭りであった。幸いの宴ではあるのだけれど。

「話を戻しますが、父上の元で安定した状態で一緒に過ごしておりましたので、もしかすると怨念に対する耐性が出来ているのかもしれません」
「風邪じゃあるまいし、そんな免疫機能がどうやって働くんだ」
「おそらくあの子にとっては、ウイルスも怨念も大差ないのではないかと」

 何の根拠もないのに、謎の説得力を見せつけられてぐうの音も出ない。無事だったのは本当に嬉しいのだが、何だか納得できない感があるぞ。
怨念への免疫があるのであれば、あの子より摂取してワクチンでも作りたいものである。全くバカバカしい――あ、いや。


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あいつの再生機能を用いれば、可能ではないだろうか……?

 


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posted by リョウ at 15:11| 大阪 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする