2020年01月03日

「To a you side 第十一楽章 亡き子をしのぶ歌 第八十五話」予告編

本年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m>挨拶





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 ――聖王のゆりかごより、黒煙が上がっている。

ユーリ・エーベルヴァインとイリスの激突は、我が子に圧倒的な軍配が上がっていた。イリスの魔導殺しは、ユーリには何一つ通じていない。
永遠結晶エグザミアを核とする特定魔導力を無限に生み出し続ける無限連環機構システムが開放されており、法術によって完全に制御されている状態。
エグザミアから生みだす魔力以外にも周囲の魔力素を凄まじい勢いで吸い上げており、凶悪な魔力量による砲撃が絶え間なく聖王のゆりかごに発射され続けている。

古代ベルカ最強のロストロギアである聖王のゆりかごであっても、ユーリの猛攻は防げない。

『どういう事なの!? 惑星エルトリアにいた頃のあんたに、これほど強大な力はなかった筈よ!』
「わたしはユーリ・エーベルヴァイン、お父さんの子供です。自分を取り戻した今のわたしは、貴方の知るユーリではありません」
『だったらやっぱり、アタシを騙していたということでしょう!』
「過去のわたしを知る由はありませんが、今のわたしは自分を知っている。ただそれだけの事です」
『いいえ、今のあんたは法術使いによって記憶を失っているだけよ。だから――あっ』

「ようやく気付きましたか、イリス。もしもお父さんによって記憶を消されているのであれば、今のわたしは力を失っている筈なんです。生み出す余地などありはしない。
昔よりも今のわたしが強いというのであれば、失ったのではなく『与えられた』という何よりの証拠なんです」
『くっ……そんな、そんな筈はないのよ! だって今のあんたはアタシのことを忘れているでしょう!』

「はい、覚えていません。でもそれでもわたしは貴女を友達だと思っていますよ、イリス。記憶を失われても、想いはこの胸に残っている。
他人の想いを実現してくれる素敵な力が、お父さんの力なんです」
『……騙されない、騙されない、アタシは絶対に騙されない!』

「やはり貴女は分かっている。ただ悲しみが深すぎて、優しさを受け入れられないだけなんですね。
その悲しみをわたしが与えてしまったのであれば、今こそ償わなければいけません。降りてきなさいイリス、聖王のゆりかごではわたしは倒せませんよ」

『っ……マスタープログラムは何時まで時間がかかっているのよ。群体の使用まで許可しているのに、どうして法術使いを殺せないの!?』

 ――話題の人である俺はそのリインフォースを相手に、猛攻を加えている。向こうはイライラしているようだが、実際のところ戦場は膠着状態に陥っている。
マスタープログラムと呼ばれているリインフォースは決して、愚か者ではない。洗脳こそされているが、頭脳も戦力もずば抜けている超一流の魔導師だ。
近接戦闘で何度もやり込められて戦闘スタイルを鬱陶しく変えてきており、超遠距離からの広範囲魔法を展開している。戦闘ではなく戦争状態に切り替えた対応だ。

あいつは個人だが、俺は部隊を率いている部隊長である。この惑星と仲間を守る為に広範囲魔法への対処を強いられており、二転三転させられていた。くそっ、なかなか近付けない!


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「マスタープログラムはお父さんが倒します。頼りにするのは無駄ですよ」
『闇の書のマスタープログラムは強いわ。あんたかキリエ達によって肉体を改造したようだけど、あの法術使いでは勝てない』
「貴方が与えた自慢の群体とやらはお父さんに斬られたようですよ、えっへん」
『何であんたがちょっと得意げなのよ、割とムカつくわ!』




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posted by リョウ at 22:29| 大阪 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする